社団法人燕三条青年会議所〜志あるところに道あり〜

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 2008年9月7日(日)株式会社コロナ様の体育館にて9月例会 第3回ふるさとロボコンチャレンジカップin県央 〜集まれ!未来を作りゆく子ども達よ〜 が開催されました。

 地域の子どもを地域で育てる

 今年で3回目を迎えましたロボコン大会、過去2回の大会との大きな違い、それは今回(社)燕三条青年会議所の活動に御理解を頂いております88社の地元企業の皆様から協賛・助成を頂いていることであり、そこには各企業の皆様からの「未来をつくりゆく子ども達にものづくりの素晴らしさを知って欲しい」という思いが込められてます。
 大会に先立ち開会された(社)燕三条青年会議所の9月例会セレモニーの場でも、理事長 嘉瀬一洋はこの各企業様の思いを受けて「地域の子どもを地域で育てるという私達の思いに御賛同して頂いた地元企業の皆様と心を一つにして、お子さん、保護者の皆様に、この『ものづくりのまち』の、ものづくりの楽しさを精一杯汗を流しながら知って貰いたいと思います。」と挨拶をしました。

 子ども達への願い

 本日の主役、そして未来を向かう戦士である子ども達が集結し、会場内は眩しい熱気で包まれました。その鮮やかな空気の中、開会式、子ども達に向けて理事長 嘉瀬一洋は「皆さんがロボットを作る時に使ったプラスチック、これもこの地域で作られています。今日は燕と三条の各企業様から是非皆さんに『ものづくりの楽しさを知って欲しい』と沢山の協力を頂いております。今日の大会、1対1の勝負です、勝つ人もいれば負ける人もいます、トラブルも起こるかも知れません。しかしそれは学校でも社会に出ても同じことです。諦めることなく最後まで挑み続けて下さい」と語り掛けました。
 また、今回の大会に生徒の皆さんをサポートとして参加させて下さいました新潟県立 三条テクノスクールの川村先生は同じく子ども達に向けて「皆さんへお願いがあります。ものを作って、動かして、楽しかったことを決して忘れないで下さい。もし勝てなくても、作ることを嫌にならないで下さい。今日のロボットも最初は作り方が分からなくても、作っている内に分かるようになったと思います。これからも色々なものを作って、作ることを楽しんで下さい」と話jしました。
 
 



 進化するロボコン

 今回の大会には105名の子ども達が参加し、27組に分かれて予選リーグを戦い、勝ち進んだ選手が32試合からなるトーナメント戦に進出して優勝を目指して更に戦いました。
 各フィールドは4つのステージに分かれ、ファーストステージ・セカンドステージ・サードステージは2名の選手が各々のコースで渉外物を乗り越えながらファィナルステージを目指し、ファィナルステージでは20個のピンポン玉をより多く相手の陣地に入れたら勝利出来る、という直接対決が待ち受けておりました。 この「直接対決」は過去2回の大会には無かった新しい試み、そして同じく今回は例年とは違い子ども達が保護者の伴走無しで一人で試合に挑みました。
 そうです、今回のロボコンも子ども達の努力と研究が積み重ねられた結晶の改造ロボットが集結しておりましたが、対戦フィールド自体も回を重ねる毎に改善・改良・思考を重ねて進化しているのです。
 またその対戦フィールドの素材には金属加工業のまち・三条市と燕市らしく鉄・ステンレス・アルミニュウムを用いられ、「地域の子どもを地域で育てる」という思いの詰まった戦いの場で、いざ、小さな戦士達は熱い激闘を繰り広げたのでした。

 昇り続ける情熱

 大会は正に激闘の連続、それぞれの無限大の情熱と努力を乗せたロボットが各8つのフィールドで走り、競い、戦いました。
 大会は予選リーグから決勝トーナメントへと進み、トーナメントが佳境に向かうに連れ、会場の熱気、ロボットの運転技術、戦いの激しさ、全てが上へ上へと昇り続け、そして昇り詰めた時決勝戦を制したのは、昨年度の第2回大会に引き続き連覇を成し遂げるこことなった、燕西小学校 上村燎平君!

 子ども達へ「待ってます!」

 全ての試合が終了した後の閉会式、(社)燕三条青年会議所の理事長 嘉瀬一洋は「皆さんが頑張っている姿が凄く嬉しかったです。ロボコンは来年も開催します、皆さんが帰って来るのを待ってます!」と子ども達に言葉を贈り、また今回の大会を主管担当した寺子屋オリエンテーション委員会 委員長 落合孝夫は「燕市と三条市の各企業の皆様の心強いバックアップを頂く中で無事に大会を終了することが出来ました。子ども達の皆さん、このものづくりのまちに、このロボコンの大会に、また戻って来て下さい!」と大会を締めくくりました。

 

 

取材者 寺子屋広報渉外委員会 幹事 岡田 健太郎

 

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