燕三条JC
(社)日本青年会議所 北陸信越地区 新潟ブロック協議会 ブロック会長第3エリア公式訪問
2010年3月8日(月) 餞心亭おゝ乃様にて行われました。
梨本理事長の挨拶では「丸山会長の話を我がことのように聞いてもらいたい。一言一句、聞き逃すことのないように聞いて明日からの可能性の第一歩としてほしい」と述べられた。
丸山会長の挨拶では「私がブロック会長をする上で同じ第3エリアのすばらしい関係の燕三条JCの協力が必要だ」と述べられた。
次に丸山運営専務より新潟ブロック協議会の役員紹介、丸山会長より(社)日本青年会議所の事業説明と続き、さらに丸山会長、梨本理事長、牛膓理事長によるパネルディスカッションが行われ、内容としてはJCとしての活動、ブロックとの連携、会員拡大について活発なディスカッションが繰り広げられた。
梨本理事長は「一人よがりの運動ではなく地域に根ざした運動をすることによって地域に認められる。ブロックとの連携については人づくりだけでも社会づくりだけではダメ。両方をやらなくてはいけない。まずはメンバー同士のつながり、友情を大切にした上でブロックともつながってくると思う」と述べられた。
牛膓理事長は「今まで対外的に行ってきた例会には本当に来てもらいたい人はなかなか来ない。その無関心層をどのように変えるか、どう関心を持ってもらえるかを考えて行っていきたい。ブロックとの連携については出向者だけでなくLOMメンバー全員が本気で考えなくてはいけない。また、会員拡大はLOMの最重要課題。ここ1,2年が勝負、一年を通して目標を達成したい」と述べられた。
終わりにまとめとして丸山会長は「メンバーが理事長の思いを1回自分の中に入れて、何をするのかよく考えて行動してほしい。あとは一人一人が具現化するだけ」と述べられた。
2010年3月5日リサーチコアにおいて3月例会 近現代史に関する講演会が行われた。
理事長挨拶で梨本理事長は、(社)燕三条青年会議所 第10代理事長 丸山光博先輩から続くロボコンを引き合いに出し、世間の人からJCは今まで以上に高いハードルを求められてきている。そのハードルに押しつぶされるメンバーもいる。今年度は委員会数も減らしメンバーが来やすい設営を心がけている。JCを自分の為だけにやっても面白くないし、持続しない。事業が多く疲労困ぱいのメンバーも多い。今こそそれを見直し、使命感を思い出して欲しい。
理事を経験したメンバーには委員長を含めたスタッフを激励し一緒になって喜んで悲しんで利他の心をもって臨んでほしいと話した。
また講演会に先立ち、共同体という事を多くの日本人が忘れかけている。明るい豊かな未来を築くために正しい歴史認識を学びメンバーそれぞれが共同体としての立ち位置を再認識して欲しいとした。
情熱を持って入会した新入会員。高橋幸司君、熊倉有実君、高橋三弥子君。
会員消息では高木孝行君(近現代史実践委員会)に第一子、加藤洋君(広報渉外実践委員会)に第二子が誕生した事が報告された。「頑張れ!父ちゃん!!」
趣旨説明で、近現代史実践委員会 加藤修央委員長は大東亜戦争から靖国問題までの教えられていない日本の歴史的事実を学び近現代史の知識を得て後世に伝えていかなければいけない。東條英機氏の孫である東條由布子氏に真実を語っていただくことによって、メンバーの皆さんにも是非とも近現代史を考えてほしいとした。
コーディネーターは、近現代史実践委員会 太田副委員長。
加藤委員長率いる近現代史実践委員会メンバーによる事前の調査結果を靖国問題(プレゼン東樹幹事)、東京裁判(渡辺大輔君)、大東亜戦争(高木孝行君)の3項目に分けパワーポイントで解り易く説明し、太田コーディネーターによるメンバーへの質問形式の形で進められた。
続いて東條由布子氏(東條英機・長男(英隆氏)の長女として生まれ少年院カウンセラー、社会福祉協議会ヘルパー等を歴任。
現在はNPO法人環境保全機構理事長を務め旧戦場での遺骨収集活動などに尽力する傍ら国内はもとより国外でも大東亜戦争での戦死者や日本の名誉を取り戻すために講演活動を行っている。著書にも、祖父東條英機「一切語るなかれ」など多数出版。)による講演会では「赤紙」一枚で戦場に向かい「靖国で会おう」と散って行った戦死者達の名誉や、統帥権による戦争へ向かうことになった事実、東京裁判で唯一の国際法専門家パール判事の主張した意見内容、ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム、富田メモや日本の指導者による靖国参拝に対しての国外からの内政干渉問題、大東亜戦争開戦当時の東條内閣がいかに戦争を回避しようとした内閣だったかなどを解り易く解説され、「今の日本人が知らない本当の歴史の事実を知って欲しい」と情熱を持って話された。
白鳥副理事長の謝辞の後、梨本理事長から東條氏へ記念品贈呈。
五十嵐監事による講評のあとメンバーにとって大変意義深い3月例会は終了した。
取材/広報渉外実践委員会 副委員長 蝶名林純
2010年2月5日(金) 18:30より燕三条マルチメディアセンター7Fにて2月例会・通常総会が行われた。
2010年2月5日(金) 18:30より燕三条マルチメディアセンター7Fにて2月例会・通常総会が行われた。
理事長挨拶では、梨本理事長が海上自衛隊の給油活動、沖縄普天間基地の問題、国籍法改正等、鳩山内閣の政策に対する話、また先月の京都会議における相澤会頭の話、日本青年会議所のスローガンを例に挙げて青年会議所団体としての可能性について述べられた。
その後、燕と三条の人数の割合より会員拡大に力をいれていきたいとの意気込みを述べられた。
新入会員の紹介で、福山智巳(ふくやまともみ)君、吉沢栄一(よしざわえいいち)君、外山正成(とやままさなり)君、長谷川道夫(はせがわみちお)君が梨本理事長よりバッジを手渡され新たに入会した。
委員会報告において、近現代史実践委員会、加藤修央委員長より3月例会に関する報告、勝ち残る企業実践委員会、石田康史委員長より会員拡大に関する報告が行われた。
会員消息において、白倉猛専務理事が2月1日に第2子誕生の報告が行われた。
通常総会では、梨本理事長を議長として始まり、2009年度専務理事の五十嵐利行君から2009年度補正収支予算(案)、2009年度収支決算(案)の順に説明があり、審議され満場一致で可決された。その後2009年度監事の村松浩太郎君から最後の監事講評が行われ2009年度は終了した。
次に2010年度専務理事の白倉猛君より補正収支予算(案)説明があり審議され満場一致で可決された。
19:45より2月例会「家庭力実践に関する講演会」が、講師、湯澤大地先輩、上江洲慎氏より行われた。
内容としては寺子屋ネットワークの1つの事業である「鎌倉てらこや」の体験を通して、主体性を持った子供を育てる事を目的として、今年度、燕三条青年会議所が行う寺子屋つばさ事業に対して共通認識をもってもらう講演であった
白鳥賢副理事長より謝辞、梨本理事長より記念品贈呈が行われ講演会は終了した。
最後に落合孝夫監事より講評が行われ、総会での2010年度の予算の使途についての考え方、講演会を通して全ての委員会が寺子屋つばさ事業を成功させるためにみんなが力を合わせて頑張っていこうと締めくくった。
2010年度京都会議in京都 2010年1月23日・24日
車を走らせて約7時間、京都東ICを降りるとすぐに京都会議の看板がお出迎えです。
鳥初さんでLOMナイトが行われ、長谷川直前理事長の挨拶でスタートしました。
地区の会員会議所会議の為、遅れていた梨本理事長も登場し、理事長挨拶。前日の100km徒歩の旅キックオフ会議のお話や、全国てらこやネットワークに安里直前会頭が顧問として就任されたこと、2010年度JCI会頭のローラン・クウェメン君が寺子屋に非常に興味を持っている事などをメンバーに伝えていました。
LOMナイトも中盤にさしかかり、卒業生予定者からLast Yearにかける思いなどを語ってもらいました。五十嵐康博卒業予定者、斉藤悟卒業予定者、小田島智博卒業予定者、西巻一彦卒業予定者、土田昌幸卒業予定者
その後、事務局による設えで委員会対抗JCクイズで大盛り上がりし興奮冷めやらぬままLOMナイトは終了しました。
翌日京都国際会議場入り口にて、今年行われる大阪世界会議のPRで大阪JCのメンバーがお出迎えです。かなりの人数と工夫を凝らしたPRで圧倒されました。
会場ど真ん中の席1列確保で、卒業予定者も全員座れました。
(席取りは極寒の中、早朝4時から並び、新たなドラマが生まれたとか?…。)
今年は、6時にはドアオープンされ会場内にて並ぶことができました。昨年とは大違いでした。
(社)日本青年会議所第59代会頭 相澤 弥一郎君の言葉を心に刻み今年一年がスタートです。
式典も終了し会場入り口にて人ごみの中、何とか撮影場所確保し記念撮影を行いました。
ここ数年毎年恒例となった下鴨神社参拝。
昼食は梨本理事長推薦のミシュラン三ツ星に選ばれた京都料理の名店 菊乃井本店様にておいしい料理を頂きました。ミシュランの三ツ星だけあってなかなか予約が取れないそうですが、旅行会社のご尽力により敷居を跨ぐことができました。
本場の京都料理に舌鼓。本当に美味しかったです。
帰り際宿泊先のコープイン京都近くで偶然発見。坂本龍馬と言えば梨本理事長が1月例会でお話された「歴史を変えた30代はまさしく我々の年代であること」思い出しました。
ホテルで解散後、メンバーそれぞれが京都での思い出を胸に帰路につきました。
取材 広報渉外実践委員会 蝶名林
2010年1月7日(木)18:30より餞心亭おヽ乃様にて(社)燕三条青年会議所 1月例会『情熱は常識を超える!』が開催された。
17時30分から17時50分まで、各マスコミによる記者会見が行われました。20分という短い時間でしたが、活発な質問が飛び交い梨本理事長は、的確に返答していました。
長谷川直前理事長から梨本理事長へ理事長バッジ交換
理事長挨拶では厳しい世界情勢に触れ坂本龍馬を引き合いに、歴史を変えた30代はJCメンバーと同じ世代であることや、強い郷土愛を育む「燕三条運動」を実践していきたいと抱負を述べた。
最後に「寺小屋つばさ」事業を通じ親、子供、学生を巻き込み本気でやれば国をも変える可能性があると熱く語り、新年の挨拶とした。
新入会員紹介。左から木武士康弘(キブシヤスヒロ)君、目黒衆一(メグロシュウイチ)君、吉岡裕行(ヨシオカヒロユキ)君、浅野真理子(アサノマリコ)君です。
出向者決意表明で、(社)日本青年会議所 北陸信越地区新潟ブロック協議会 財政局長として出向している加藤将利君より代表として決意表明した。
三条八幡宮 藤崎宮司から梨本理事長、卒業予定者10名に対し、今年1年間の無病息災を祈願して頂いた。
シニアクラブ会長 川崎政人先輩よりご挨拶を頂戴し長谷川直前理事長の乾杯で新年会をスタート!
アトラクションで盛り上がったあと全員で記念撮影。無事1月例会を終了する事が出来た。
作成 広報渉外実践委員会 蝶名林純
あけましておめでとうございます。
2010年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げますとともに、旧年中に皆様から頂きました社団法人燕三条青年会議所への御支援、御協力に対しまして、厚く御礼申し上げます。
さて、我々青年会議所を取り巻く環境は、時代とともに大きく様変わりをしてきました。戦後復興の貧困の時代から、瞬く間に経済成長を遂げてきた時代。そして、世界有数の経済大国となり、バブルで絶頂期を迎えた時代。私達は今日まで、それぞれの時代背景にある社会的課題に積極的に取り組み、よりよい社会づくりを目指してJC運動を続けてまいりました。
今、私達は一昨年の世界同時不況から、非常に厳しい経済環境の中におり、政権交代がなされても、未だ先行きが見通せない局面に立たされています。このような時代においても、今ある社会的な課題を見出し、果敢に立ち向うことこそが青年会議所に求められている使命なのだと思います。
日本の社会は、成長期から成熟期を経て、これから緩やかな横ばい成長に入ると言われています。今までのような昨日より今日がよくなるという右肩上がりの絶頂期は幻想にしか過ぎないと私は考えています。いつまで経ってもその状態を望み続けていては、手に入れることの出来ない夢を見ながら老いて行くだけです。かつての日本ではお金もモノもありませんでしたが、精神性豊かなコミュニティーが地域に根付いており、自分を大切にし、人を思いやる心を持って、生き生きと夢を抱ける社会があったように思います。物質的には貧しくとも、そこには分かち合う喜びがありました。
現代の日本社会では、人よりも自分が良ければそれでよい、将来よりも今、目の前が良ければよいという利己主義、刹那主義という価値観が蔓延しています。この社会的課題に着目し、変革するためにはどのような運動を仕掛けていけばよいのでしょうか。
本年度、社団法人燕三条青年会議所では単年度制の組織でありながら、このまちの未来を担う子ども達へ向けて、五回目を数える「ふるさとロボコンチャレンジカップ in 燕三条」や、三回目を迎える4泊5日の「100km徒歩の旅」、そして、二回目の「寺子屋つばさ事業」など数多くの継続事業を中心に取組んで行きます。成熟した現代社会では、安定感があり、継続力のある事業が求められているのだと思います。地道ではありますが、地域に根ざした運動になるよう、これらの継続事業をより良いものへと昇華して行きたいと思います。
また、この燕三条には有形、無形の素晴らしい宝物があります。このまちの素晴らしき魅力を内外に発信し、その評価を通じて、このまちに住む人全てが、郷土に高い誇りと愛情を感じられるような運動を「燕三条実践運動」として社会に仕掛けて行きたいと思います。また、今年行われる燕市長選挙、三条市長選挙に際しても、ローカルマニフェスト型の公開討論会を実施し、燕三条のリーダーとして相応しい人を広く市民の皆様に選んで頂けるような場を設えて行きます。もちろんこれらの運動は社団法人燕三条青年会議所だけの力では成し得ないものだと考えています。このまちに住む青年達と協力体制を敷き、若者の力を結集させ、地域の活性化と郷土愛溢れる社会の実現を目指し、JC運動を実践して行きたいと思います。
青年会議所は世襲経営者のサロンクラブではありません。ただ単に奉仕活動を行う団体でもありません。青年会議所は未来を目指し、明るい豊かな社会の実現に向けて、地域社会、国家、全世界のために運動を実践する変革の能動者の集団です。
2010年度社団法人燕三条青年会議所では「~情熱は常識を超える!~」を年間スローガンに掲げJC運動に邁進してまいります。本年も皆様方からの御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様方のより一層の御活躍、御発展を祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせて頂きます。
2010年度理事長 梨本次郎