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「理事長の想い」6月号 ~先輩の志を心に刻み、燕三条にこだわって~

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原発問題・震災復興と落ち着かない日々が続いている。

先日もこれまでの燕三条JCとしての活動の縁から「会津若松てらこや縁日」に参加させていただいた。

大熊町の住民の方で会津若松に避難されている親子を対象に行われた。避難されている方々は2ヶ月以上たった今もなお、自分の住まいに戻れず、一時帰宅で持ってこられるものはビニール袋1枚に入るものだけ。

どんな思いでいられるか、正直なところ聞くことができなかった。

あいにくの雨であったが、参加された親子、鎌倉や会津の学生達の表情は明るかったのが幸いである。

振る舞った食材(たれカツ丼、笹団子、桃太郎)で少しは元気を取り戻してもらえればうれしい限りである。

「出会い」と「元気」をスローガンに走り出しで早5ヶ月が経過した。

後半戦は事業も本格化する。

震災復興も含め、もっと「出会い」があり、もっと「元気」になれるはずである。

燕三条の「元気」を何とかして被災地に届けたいという思いは変わらない。

6月例会では、2月総会での一般社団法人格取得に向けての決議を受けて、その思いや今度の方向性をさらに明確にするため、すでに一般社団法人として活動しておられる山梨・甲府JCさんを交えての研修会が行われる。

2月総会でも述べさせてもらったように、燕三条JCは「ひとづくり」の団体であると思っている。

燕三条JCは予算比率や法律の枠組みに縛られることなく、地域に根ざした、地域の発展を見据えた活動・運動を行っていく過程の中で、経済人として、1人の人間として成長することを目指すLOMなんだと思う。

それが先輩の志であると理解している。

「人は人でしか磨かれない」

本格化する事業を前に、今一度「燕三条のこだわり」を考えてみてほしい。

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