- 2011-08-28 (日) 17:52
- オリエンエーション委員会
2011年8月27日(土)三条市大崎山にあるグリーンスポーツセンターにて、青少年育成事業「自然に飛び出せ!わんぱくアドベンチャー」を開催しました。
こちらの事業は小学校4年生を対象とした自然の中で行う1泊2日の事業です。大自然の中で五感をフルに使い、自然体験を通じて感受性、洞察力、観察力、集中力、そして想像力を高めようというものです。また、初めて出会う仲間たちとともに多くのネイチャーゲームを通じてコミュニケーション能力を養い、思いやりを育むことも目的の一つとしております。
落合理事長からのあいさつ。「自然体験を通じて多くのことを学んでほしい」とのことでした。
このたび講師をしてくださる三条市ネイチャーゲームの会のお三方。手前より、かずっきさん、なっちさん、めよっちさんです。
さっそくネイチャーゲームが始まりました。最初ということもあり、まだ子供たちも緊張したおももち。
ネイチャーゲームが始まればすぐこの笑顔!みんな楽しそうです。
森の音を聞くゲーム。普段なにげなく聞いている音の中にはいろいろな音があるんですね。
このあと、紙に音を記号や絵で表現しました。想像力豊かな子供たちは、様々な形で表現していました。
午前中はこの他、生き物をテーマにしたクイズも行われました。
お昼をはさんで場所を移動。移動中もみんな昆虫に夢中!
続いてのゲームはミクロの世界へ。虫眼鏡を持って、草の中をかきわけ小さな昆虫を観察します。いつもは小さな昆虫も、虫眼鏡で見ると巨大な生き物へ!初めてこんなに近くで昆虫を見たようです。
続いてのゲームは二人一組で行われました。お友達のお気に入りの風景を、自分がカメラになってその風景を記憶し、それを絵に描くというゲームです。
記憶した風景を描いています。じょうずに描けたかな?
ペットボトルを使って何をしているのでしょう?実は、スプーンを作っているんです。これは、災害時など食器がない場合にも対応できるようにと考えられた工作です。しかしみんな、意外にかたいペットボトルに大苦戦!JCメンバーも子供たちがケガをするのではないかとヒヤヒヤ・・。
お次は火起こし。こちらの方がさらに大苦戦!!なかなか火がつきませんでした・・・。最後はJCメンバーが大人のパワーで火を起こしました。しかし、大人のパワーを持ってしても火が起きないグループも・・。「がんばれ、がんばれ」とみんな大きな声を掛けあっていました。
火が起きたところで、今晩の夕食“カレーライス”作りへ。さすがに料理は、女子の出番!男子をリードしていました。おいしくできたかな。
この表情からも分かる通り、おいしくできたようです。みんなで協力して作ったカレーライスは最高!
そして夕食後、サンセットウオッチというゲームを行いました。夕方から夜にかけての移り変わりをじっくり味わいました。きれいな夕日を見ることができ、参加した子供達は自然の営みのすばらしさを知り、感動していました。
展望台へと向かう道路脇には、1500本ものキャンドルが並べられ、とても幻想的な風景を演出していました。全てJCメンバーが用意しました。
そして展望台では、今日一日を振り返り感じたことや今の気持ちをはがきに書きました。
こちらもJCメンバーがキャンドルを並べて作成した作品です。作った本人が驚くほど、すばらしい作品が出来上がりました。
展望台からグリーンスポーツセンターに戻り、お風呂に入った後、みんなでスイカを食べました。子供達はみんなスイカが大好き!といった感じで、班毎に配られたスイカもあっという間に無くなっていました。やっぱり夏といえばスイカですね。
そして1日目の最後に、本日のチームワーク賞が発表されました。選ばれたのは2班のみんなでした。JCメンバーの言うことをよく聞いて、一番最初に整列できたことが選ばれた理由です。賞品として特製アイスクリームが贈られました。1日目はこれで終了となりました。
2日目の朝を迎えました。早朝でしか感じられない山を散策しながら五感を研ぎ澄まし、感受性を高めるゲームを行いました。清々しい朝の静けさを味わながら、自然とのつながりを子供達に感じてもらいました。
この後、保護者の方に来て頂き、子供達と一緒に親子でネイチャーゲームを行いました。
道の脇に目立たないように置かれた人工物を注意深く探すといった、観察力を養うゲームを保護者の方と一緒に行いました。そこに生息する生き物の知恵も知ることができ、新たな発見がたくさんありました。
次に、人の温かさ感じると共に、察する気持ちを養うゲームを保護者の方とペアになって行いました。このゲームを通じて、言葉を超えて理解し合う心を育むことができたのではないでしょうか。
最後に、この2日間を振り返り、明日への自分と保護者へ、そして今日出会った仲間、自然へメッセージをハガキに書きました。
1泊2日のこの事業を通じて、子供達は自然のもつ様々な表情を楽しみ、ここで出会った仲間とコミニュケーションを取りながら思いやりの心を育むことができたのではないでしょうか。五感をフルに使ったこの2日間で子供達の生きる力は確実に養われたに違いありません。これからも(社)燕三条青年会議所は未来を担う子供達の生きる力の醸成に努めてまいります。
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