- 2011-02-01 (火) 0:00
- 理事長の想い
1月6日に燕市、明治屋さんで開催された1月例会、そして日本青年会議所主催、1月21日~23日の日程で行われた京都会議が終わり、いよいよ2011年の青年会議所活動も本格的にスタートした。
今年度8月開催予定の第4回寺子屋つばさ100㎞徒歩の旅事業は、全国100㎞徒歩の旅協議会に所属し、全国24カ所で各地の青年会議所を主体として行われる事業だが、その協議会主催のキックオフ会議が、京都会議の日程に合わせて開催された。
研修を重ねた学生・社会人ボランティア協力のもと、参加小学生に実体験を通して「生きる力」を身につけてほしいと願い行われる事業ですが、当然、開催を複数回重ねるたびに、その事業の質(危険に対する対応や学生ボランティア研修など)は高まるはず。
しかし青年会議所は単年度制で1年ごとに担当者が変わり、一から100㎞徒歩の旅事業の開催意義を頭にたたき込んで事業に望むことになる。しかし子供達の命を預かる事業。会議所内部の都合は関係なく、絶対的な安定感と万全の準備を持って事業を展開しなければならない。
新米のメンバーに厳しい檄が飛ぶ。全国の同士に出会い、自らの想いを熱くした瞬間だった。
『本気の覚悟で挑む』
生半可な気持ちでこの事業が行えない事を参加したメンバーは痛烈に感じた。
2月例会は、徳ある生き方委員会主管の二宮尊徳の報徳をテーマに、苦しい時代を生き抜いた先人の日本人の精神を学ぶ。厳しい経済環境は過去にもあった。
農村の財政危機を救った尊徳の「徳」を主眼においた過去の歴史を紐解き、これから「本気の覚悟」で10年、20年、30年とこの地域で自社を経営する上で重要なリーダーの心構えを、少しでも身につけてほしい。また、例会前には2月通常総会があり、その中で一般社団法人格取得推進の総会決議がある。
青年会議所の歴史の一幕が明ける。当事者意識を持って本気の一票を投じてほしいと思う。
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