- 2012-04-05 (木) 13:28
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4月3日(火)三条市の三観荘様にて、まちの防災委員会によるセミナーがおこなわれました。
「過去の災害から学び、今後に備える」講師は「にいがた災害ボランティアネットワーク」の
李 仁鉄 理事・事務局長様です。昨年の7.29水害の時に燕三条JCはボランティアセンター
の運営に参画しており、李講師にも大変お世話になっています。
我々燕三条JCは7.13と7.29の2つの水害の時の対応について、とくにボランティアセンターへの
参画のありかたを、反省と今後の取り組みについて考えています。
JCは40歳で卒業です。常に新しい世代が入り活性化を維持できる反面、継承や継続
に弱点があるといわれています。つまり、7.13の経験者が7.29の時には少人数しか残って
いませんでした。であるならば、我々はどうしたらいいのかを考えなければなりません。
李講師より、まずは災害の基本的な知識のレクチャーを受けました。
世界的にみても日本は地震大国です・・・。どこで何が起きても不思議じゃありませんね。
これをみると、日本国内の「空白地帯」など言われても・・・・・。
「災害を取り巻くサイクル」
災害発生→緊急救援期→復旧期→生活支援期→復興期→日常→災害発生 となります。
水害と地震では多少、違いがある事や実際のボランティア活動が及ぶ範囲などを学びました。
これは昨年の7.29水害がおきた直後にボランティアセンター立ち上げに向けた、燕三条jcを含めた
複数の団体の代表の皆さんとの打合せのホワイトボードのまとめです。
「三条市災害VC設置に関するミーティング」になっていますね。
どういった事を始めに決めなければならないのか、この映像から学べます。
そして、李講師よりボランティアのこれから求められている事のお話がありました。
単純にボランティアセンターにつめているだけでなく、もっとやることは他にもあるのではないか。
我々JCに求められている事を、第一線で活動されている方から指摘をうけることはとても
ありがたい事です。目からうろこが落ちます。
委員会メンバーだけではなく、他の委員会のメンバーも参加できます。
落ち着いた雰囲気の中でじっくりとお話をききました。
燕三条JCは2度にわたる水害と、車で3時間のほんの山を隔てたお隣の地で起きた大震災を経験し、
災害に向き合う事が多くなりました。今後もこの日本で生きていく限りは災害に対して立ち向かう心構え
をもった青年が必要です。李講師からも、「JCの組織力、マンパワー、は非常に災害時には必要なちから」
と期待されています。みなさんの新しい力が入ってくる事をお待ちしています。
李講師 ありがとうございました。
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