- 2012-06-12 (火) 4:36
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6月2日(土)~3日(日) 三条・燕総合グラウンドにて 三条で最も歴史のある伝統行事 三条凧合戦(さんじょういかがっせん)がおこなわれました。 我々、燕三条青年会議所も後援させていただき、凧協会物販販売の担当です。 「ハッ 三条の名物 たこあげばやしは 元禄五年の男の節句に~~~」 三条っ子ならきっと歌いましたね。元禄五年は西暦1692年、320年前になります。 江戸時代と現代、生活様式も文化もまったく変わってしまい、とくに戦後の高度成長にあわせての 科学技術の発展により子供達の遊びが激変し、「凧揚げ」が珍しい過去の風物詩になっています。 凧上げは新潟県では他に白根、見附今町、が凧合戦をおこなっており、この3箇所共に 県無形文化財指定を目指していますが、それもまたこの時代の流れを示しているようです。 三条凧合戦は、赤組、白組に分かれて戦いますが、大空に舞う凧が乱舞するのでぱっと見ても 赤組なのか白組なのかわからない!しかも目まぐるしく凧が動き回るので、どの凧とどの凧が 合戦に入っているのかわからない! そして飛び交う三条弁の少々怖い大きな声・・・・ しかし、かなり近くで観戦することができるので大迫力です。 合戦が地表まで及ぶと「バリバリバリ~~」と凧が壊れたり、凧が頭上すれすれを通過したり、 一大スペクタルが展開します。子供達のための小さな凧が会場で安価で販売されて、凧揚げ広場も 用意されているので家族で楽しめます。 どんなに進化したゲームも320年は楽しめないですね。来年、321年目にお会いしましょう。 小さなすごく良く揚がる凧を用意してお待ちしております。