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6月例会

6月7日(木)6月例会がおこなわれました。主管する委員会は「まちの防災委員会」。

これまでに2回おこなったセミナーのまとめを発表し、そこから今後、JCメンバーとしてこの地域の「まちの防災」

をどうしていかなければならないのかをメンバーに問いかけます。

古澤委員長のもと、まちの防災委員会が我々メンバーに示したものは、「釜石の奇跡」。

忘れもしない3.11において、岩手県釜石市の小中学生など多くの子供達の命を守った防災教育者

群馬大学院教授 片田 敏孝 先生の講演がおこなわれました。

先生は三条市の防災総合対策アドバイザーとして、三条市ハザードマップの監修もされています。

冒頭、「みなさんがボランティアセンターを考察する事は悪い事ではないんですが、防災っていう意識をどこに

もっていますか?みなさんは災害後の動きには精通していらっしゃる。しかし、それでは「釜石の奇跡」は

おこせない・・・・」

メンバーの中には、背筋が凍った者もいたでしょう。

「大いなる自然の営みに畏敬の念をもち 行政に委ねることなく 自らの命をまもる事に主体的たれ」

次々に示される防災の真髄。

「三条市のハザードマップは住民一人ひとりに考えさせる、日本初のハザードマップ。そして、昨年の7.29

水害では7.13を上回る雨量にかかわらず被害は最小限に抑えられた。それで住民はほっとして安心しきって

いないですか?今回避難すべき多くの方はやっぱり避難していない。ここの油断が一番恐ろしい。

三条の防災力は昨年の結果によって大幅に低下している可能性がある」

「みなさんJCの若い皆さんに大いに期待している。皆さんが子供達に伝える、その子達が大人になって

また次の世代に伝えていく。そうすれば文化になる伝承になる、防災の文化を皆さんが作っていくんです」

我々はたまたまJCのメンバーでこの講演を聞くことができました。度重なる自然災害に対して子供達や

私達の暮らすこの燕三条を守っていきたいという気持ちは皆さんと一緒です。

「釜石の奇跡」

メンバーのみならず、今この文章を読んでる皆さん、もうすでに「燕三条の奇跡」をおこす一人なのです。

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