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理事長所信

基本理念


2013年度理事長 早川滝徳
この燕三条地域が魅力あるまちであり続けるために、我々一人ひとりが地域から必要とされるJC運動をするとともに、先輩から受け継いだ襷を次世代に繋ぐことで燕三条地域に必要とされるひとづくりを行う。

基本方針

  1. 魅力ある燕三条地域であり続けるためのまちづくりの実践
  2. 魅力ある燕三条地域であり続けるために活躍できるひとづくりの実践
  3. LOM内活性化の実践
  4. 会員拡大の推進及び実践

2013年度スローガン

変化、そして挑戦

はじめに

三条市、燕市を核とした県央地域の広域合併に先駆けて燕三条青年会議所が誕生しました。以後先輩方は並々ならぬ努力で「燕三条市」実現の為に運動して来られました。そして現在、15年前とは行政区もリーダーも変わり、また、まちの問題点、課題点も変わっています。ただ、変わっていないことは我々若い世代が地域の問題点、課題点を把握した上で、地域に対してあるべき姿、進むべき方向をしっかりと示していかなければならないということです。我々の住まう燕三条地域が魅力あるまちであり続けるために。

魅力あるまちづくり

燕三条地域が魅力あるまちであり続けるために、三条市、燕市を核とした広域合併が必要だと判断し、両市の合併に先駆けて燕青年会議所、社団法人三条青年会議所は統合しました。それから15年、未だ燕三条市実現には至っておりません。まちのかたちも15年前と比べて大きく変化しています。三条市、燕市がそれぞれ別な町村と合併したこと、また、この地域を襲った2004年の7.13水害、2011年の新潟・福島豪雨災害、そして日本全国に影響を与えた東日本大震災といった大きな出来事を境にこの地域の問題点、課題点も変わってきたように感じます。それは、合併をしたことによる財政、施設の問題、度重なる災害によるまちの復旧問題など枚挙にいとまがありません。時代の変化とともに我々の運動のかたちも変化する必要があると考えます。変えてはいけない真の目的をしっかりと理解した上で、手法として時代の変化に沿って運動していくことが、我々がやるべき行動なのです。そして、これからも魅力ある地域であり続けるために燕三条青年会議所としての運動をしっかりと考え、行動していかなければなりません。
「皆さんはこのまちに誇りを持っていますか。」
「子どもたちに地域の魅力を伝えられますか。」
我々はこのまちの未来を真剣に想い、活動する団体です。この地域で働き、この地域で生きる我々青年経済人がまさに中心となり、まちの次世代のことを考えていく必要があります。
この燕三条地域が次世代も魅力ある地域であり続けるための運動を行っていきましょう。

魅力あるひとづくり

私達は地域のリーダーとして、会社のリーダーとして、またまちづくりを本気で進める人材として成長していかなくてはなりません。青年会議所での活動は当然のこと、青年会議所以外の様々な団体でも活躍できる人材にならなければなりません。その為に一人ひとりが成長するということを意識し、何事にも挑戦するということを心がけてください。
青年会議所活動は、リーダーとして成長していく上で様々なことを教えてくれます。想いがあるからこそ人と人とが情熱を持ってぶつかり合う議論や、各役職でやるべきことを把握し行動に移すことによる成長。単年度制だからこそできるスピードあるひとづくり。最も重要なのが人から人へ「襷」を繋いでいくことなのです。役割を一年全うして終わりではなく、次世代にきっちりと引き継ぎ、伝えることが大事なのです。
先輩から引き継いだ「襷」をそれぞれ次に繋げましょう。そしてJayceeらしく熱く、お互いに高められる関係を築きましょう。人と人とが刺激し合う関係、それが意識の高い者同士ならば、さらに素晴らしいひとづくりが行えます。

LOM内活性化

組織がより活性化する為にはより多くのメンバーが集まり、議論し合うことが必要です。それぞれ主体性を持って行動することは当然ですが、いかに多くのメンバーが集まりやすい環境を作るかということも重要です。共に活動することによりそこに成長できる場があるということ、また一生懸命活動し、様々な経験を共有した者同士だからこそ生まれるかけがえのない友情があるということを伝えていける組織にしたいと考えます。よく「出た者勝ち」といいますが、それには本当に参加して良かったと思われるような組織にしなければなりません。
まちづくりに対しての想い、そして、メンバー一人ひとりの成長というものは日々の青年会議所活動によって培われるものです。そこがまさに青年会議所の魅力の一つと言えます。青年会議所活動とは、守るべきルールがあっての事業構築、委員会での議論、理事会での協議、また、何事にも「目的」を意識した上での行動が必要です。さらに各役職、立場でそれぞれやるべき行動をしっかり理解し、行うことによりすばらしい活動に繋がるのです。しかし、全てにおいてやるべき行動がとれているかというと疑問が残ります。それぞれの役職、役割で妥協があるのではないかということです。より組織が活発に活動できるように、各役職を全うしているか。ベテランメンバー、役職経験者がしっかりと会をフォローできているか。どのような行動をとるべきなのかということをしっかりと考えていただきたいと思います。

会員拡大

この地域の魅力の一つに人材が挙げられます。燕三条地域は人口に対して企業数が多い地域です。そしてここに我々と同じ青年経済人が多数いるのです。また、この地域には青年会議所以外にも多数の青年団体があり、個々の目的は違えど自社を良くしたい、地域を良くしたいという想いは同じであると思います。お互いを刺激し合い、地域を盛り上げていかなければなりません。
魅力あるまちづくり、ひとづくりには継続が必要です。そして継続する為には組織が必要です。40歳で卒業の青年会議所。燕三条青年会議所は2013年、2014年、2015年で今の会員数の約半数が卒業します。魅力あるまちづくり、ひとづくりを継続していくために会員拡大は重要です。そして、燕三条地域が魅力ある地域であり続けるために、より多くの方から燕三条地域のことを考えてもらう必要があります。
まちづくりに必要な若い力。その力がこの地域にはあるのです。仲間を増やし、魅力ある燕三条地域を目指しましょう。その為に私たちが自信を持って行動しているまちづくりのこと、ひとづくりのことを伝えていきましょう。一人ひとりの意識が変われば家庭が変わり、会社が変わり、地域が変わると信じています。その為にもより多くの仲間を増やしましょう。

おわりに

青年会議所での活動は自分自身への投資です。しかし青年会議所に入ったからといってそれだけで成長するわけではありません。成長する為に自ら動く必要があります。自分自身の意識を変え、何事にも挑戦してください。結果は必ずついてきます。
そして燕三条青年会議所で培った力を様々な組織で発揮することにより、この燕三条地域が魅力ある地域であり続けることに繋がるのです。ぜひ皆さん一人ひとりの力で私たちが住む燕三条を、次世代の子どもたちにも誇りを持ってもらえるような地域にしていきましょう!
40歳までという貴重な時間を無駄にすることなく、青年らしく、Jayceeらしく、燕三条らしく、そして自分らしく行動していきましょう!!
我々青年に対する期待は結果だけでなく、可能性に対してであるということを意識して。

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