- 2013-05-14 (火) 13:45
- お知らせ
5月公開例会 「未来への教育創造に関する研修会」
~自ら考え判断し、行動する子どもを育てる~
5月12日(日)13時より、燕市立燕北小学校の体育館を会場にお借りして5月公開例会を開催しました。
スクールウォーズのモデルにもなった平尾誠二(ひらお せいじ)氏を講師としてお招きし、現代の子どもたちの教育に関する講演会です。
14時開演の講演会ですが、午前中から会場設営です。その準備風景です。休日返上で皆様を迎え入れる準備に奔走します。
5月例会は、公開例会で一般の方もご来場されます。
通常の会場と異なり小学校の体育館で開催ですので駐車場誘導係もアサインし、準備万端です。
講演会前の13時より燕三条青年会議所メンバーのみで定例の例会を開催しました。
まずはじめに早川理事長挨拶。
5月1日付にて新しいメンバーが3名入会されました。
壇上に3名登壇され、それぞれ紹介されました。
入会おめでとうございます。
我々の住むこの地域がより良くなるように、燕三条をともに盛り上げてまいりましょう。
連絡事項のある委員会メンバーがステージに登壇します。会員拡大委員会から交流会のお知らせです。
JCメンバーのみ対象とした1部終了後、一般の方が来場となります。
本日の講演を楽しみにして頂いていた市民の方が来場されます。
まず、講演に先立ちまして早川理事長から皆様へご挨拶です。
講師入場です。スクールウォーズの主題歌「ヒーロー」とともに平尾誠二氏の入場です!!
日本ラグビー界のカリスマ。凄まじいオーラです。かっこいいの一言に尽きます。
岡部委員長から講師紹介ならびに趣旨説明です。
講演の前に、委員会メンバーによる研究発表です。
日本の人口を100名として例えれば、15歳未満は13人。65歳以上は23人。
ひとめ見ただけで日本が高齢社会だと納得です。
講師の平尾誠二氏も一緒に聞いてくださる中、委員会メンバーによる発表が続きます。
ハローワークさんからの協力のもと調べた若者の就職状況ですが、以外にも悪くないそうです。
しかし、3年以内の早期離職率が以上に高いという結果は見逃せません。
そして、燕三条青年会議所が提案する出前授業についての説明ならびに重要性の発表です。
委員会メンバーによるプレゼンを受けて、平尾誠二氏による講演会です。ステージに登壇する姿も男前ですね。
ラグビーの指導者の立場から、現在の選手と昔の選手を比較して環境について講演をスタートされます。
昔の選手は門限は破る。試合の前日でも飲む。しかし、現在の選手は自分のマネージメントがシッカリできている。
だから結果が良くなる。という訳ではない。むしろ昔の方が結果が出ていた。
現在の環境は昔より良くなっている。だからと言って結果が出る訳ではない。
物質的な豊かさとして確かに豊かになっているが、はたして本当に豊かになっているのだろうか?
本当に大事なものは、根本的な人間性だと思うのです。学校で教わるようなことではなく、家庭で子どもの頃に教わる、あいさつをしっかりするとか、他人を思いやる。
そういう根本的なことが重要なのです。
ラグビーで言うなら、キックの技術などは後で教えれば良い。小さなスキルは後でつけれる。それよりも、チームのためにという献身性が大事です。
あくまでも体罰はいけないことですと前置きした上で、ドラマ「スクールウォーズ」のモデルとなった高校生の時のお話を例にとり、教育の本質を講演くださいました。
伏見工業時代の厳しい練習と山口先生のご指導は、心の繋がりがなければ、今ならワイドショーものの内容です。
それは厳しいご指導内容ですが、会場は常に笑い声で溢れた講演でした。
平尾氏自身も「理不尽」だと感じていらっしゃいます。しかしながら、社会に出れば矛盾していることや理不尽なことだらけです。
しかしながら、「そこに真実がある」のではないかと、平尾氏は言います。
学生時代の仲間が集まると、過去の栄光で盛り上がるのではなくて、あの時あんなピンチがあったとか、辛かったとか、そういう話で盛り上がるそうです。
また、ラグビーを始めた時や伏見工業に進学することを決めた時のエピソードを通じて、父親は小さい事は言わないが、大きな道筋をつけてくれたお話をしてくださいました。
男親はよく話すと分かってくれる存在だったそうです。
子育てする親には何かヒントが沢山あった講演会になったのではないでしょうか。
松井副理事長から謝辞。
絆プレート継承
監事講評をする長谷川監事。
早川理事長による閉会。
最後は全員で後片付けです。
早川理事長と平尾氏。
岡部委員長、平尾氏、松井副理事長。
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