【チーム燕三条情報発信局⑦】三条市役所 健康づくり課  前田さやかさん 大泉千裕さん

2020.09.13

502 view

皆さんこんにちは!まちづくり委員会です!

チーム燕三条情報発信局第7

今回は三条市役所 健康づくり課の前田さん、大泉さんにお話をお伺いしました。

新型ウイルスによって厳しい状況にある飲食店を支援する活動についてお話しをお聞きしました。

 

【チーム燕三条情報発信局⑦】

三条市役所 健康づくり課

前田さやか氏 大泉千裕氏

~三条エール飯~

 

【三条市役所健康づくり課について】

大泉さん:三条市役所健康づくり課食育推進室の大泉です。子供からお年寄りまでの栄養相談や食育のイベントなどを担当しています。

前田さん:同じく健康づくり課食育推進室の管理栄養士の前田といいます。学校給食や小中学校で授業をしたり、地域の飲食店と協力して「共食」といってみんなで食事をすることを広めていく活動を行っています。

【新型ウイルスの影響】

前田さん:新型ウイルスの影響で市民の食生活の変化としては3月から学校が休校になったことによって給食が無くなり、その物資をどうするかという問題がありました。給食業者さんとや農家さんにも予定していたものを買うことが出来なくなりご迷惑をおかけしました。保育園は通常通り給食を出していたのですが、子どもたちの食べる環境として普段は机を寄せ合ってグループで楽しく食べているのですが、対面で話すことによる飛沫が良くないということから全員前を向いてなるべく話さずに食べるという形をとっていました。また、地域で集まっておにぎりなどを食べるイベントも中止となりました。みんなで集まって食べるということが出来なくなり、そういうことを生きがいにしていた人もいるなかで苦しい状況でした。

あとは外出自粛の中で飲食店さんに足を運ぶ方が少なくなり、市の方で飲食店さんにご協力いただいて行っていた事業もあったのですが、それもストップせざるを得なくなり、悪い話ばかりですが、影響は多々ありました。

【三条エール飯について】

前田さん:外出自粛の時のお話なんですが、飲食店さんの経営がうまくいかないということもあり、私たちとしてもそこを支援したいということで行った取り組みが「#三条エール飯」という取り組みです。初めはTwitterInstagramなどのSNS#三条エール飯を投稿につけて飲食店のテイクアウト情報の発信を行いました。さらに私たちの方で販売をお手伝いできないかということで、飲食店さんに呼びかけて体育文化会館にお弁当を持ち込んでもらって販売は私たちが行うという取り組みを行いました。思いのほか市民の方々にたくさん来ていただいて飲食店さんの方からも喜んでいただきました。お弁当を食べたことをきっかけに飲食店さんに足を運んでもらえたら良いなと思っています。現在もSNSでの発信は継続しておりますのでご注目いただければありがたいなと思っています。

【今後の取り組みについて】

大泉さん:外出自粛を受けて皆さん家の中にこもりがちになることでの運動不足などの健康二次被害が懸念されています。運動不足への生活指導や高齢者の方は特にそうですが、筋肉の衰えなども心配されますのでそういった取り組みを進めている状況です。今回エール飯でご協力いただいた飲食店の方から公民館や公共施設に出向いて一緒にお弁当を食べることや出前のリストを作り配布するなど次の取り組みも進めているところです。

 

【燕三条地域の方へメッセージ】

前田さん:私たちは市民の皆さんへのメッセージとして

「おいしく食べる 豊かに生きる」

という言葉を選びました。

生きている間はずっと食というものは関わってくることですので、おいしく食べて人生を豊かにしてほしいなと思っています。

皆さんが自分の健康を大事にして、その為には食事も選んでいただく必要もあるかと思います。食と健康を大事にして一生付き合う食事ですのでおいしく食べて豊かな人生を送っていただきたいなと思い、このメッセージをお届けしたいと思います。  

 

前田さん、大泉さん、お忙しい中取材のご協力ありがとうございました!

今後も三条エール飯の活動にご注目ください!

 

 

#三条エール飯

URL:https://sanjoyellmeshi.localinfo.jp

 

 

 

 

まちづくり委員会