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2008年2月8日(土)・朱鷺メッセ:新潟コンベンションセンターに於いて2008年度 社団法人日本青年会議所 北陸信越地区新潟ブロック協議会が開催されました。 16時よりの全体会に先立ち2008年度の役員会議、各会員会議所会議及び各委員会が開かれ、また中会議室を会場に7月12日(土)に我が燕三条の地にて開催予定の地区フォーラムに向けての副主管締結調印式が執り行われました。これは主管団体となります(社)燕三条青年会議所に県内各地の22の青年会議所が副主管団体として力強い協力と応援とを結ぶ第一歩を飾る歴史的にも記念すべき式となり、2008年度地区フォーラムの成功に向けて厳かな中でも23名の県内各青年会議所理事長の押さえられない熱気と熱意が渦巻く鮮烈な空間と時間が展開されました。 副主管締結調印式終了後、会場をスノーホールに移しまして第1回新潟ブロック協議会全体会〜慈愛を共鳴し、気高き日本を希求する自立した個人へ〜が開催されました。会の冒頭、桐生伸一 新潟ブロック協議会会長が「思いやりというものを如何に発揮するか?慈愛とは厳しさの中に持ち合わせた優しさであり、誠実で気高き日本を目指し、我々青年会議所メンバー一人一人が責任を持って自立しながら子供達にその背中を追ってもらえる様な大人として行動しなければなりません。」と挨拶され、また昨年度の新潟ブロック協議会会長である目黒哲也 直前会長の言葉を引用されて「置かれている環境や立場や役割は違っても、同じ理念の下に一つになって集い理想を実現するのが青年会議所です。」と、この日会場に集った青年会議所メンバーに改めて「青年会議所とは如何なるものか?」という問い掛けに対する一つの答えを説いて下さいました。続く若山良夫 (社)新潟青年会議所理事長の挨拶では「一人一人が問題意識を抱き、一人一人が問題解決に向けて活動することが明るく豊かな気高き日本の社会の実現へと繋がります。」とこの後に控える本日の講演のテーマにリンクする高らかな宣言がスノーホールに響き渡りました。 全体会は(社)日本青年会議所事業説明・(社)日本青年会議所北陸信越地区協議会事業説明・(社)日本青年会議所北陸信越地区新潟ブロック協議会各委員会事業説明と続きましたが、全ての事業説明に「失われつつある日本のアイデンティティの一つである慈愛の精神を取り戻しましょう!」「地域を、日本を、世界を変えるためにも我々青年会議所メンバー一人一人の当事者意識を変えましょう!」「青年経済人として日本や地域の生い立ちを慈愛の心の切り口から学び、それや地域や社会に伝えましょう!」という清き理想の実現に向けた熱き理念の言葉が並び、その中には今回の全体会のテーマである“慈愛”、“気高き日本”、“自立した個人”というキーワードが命を得た如く躍動感を持って息づいてました。 そして全体会の終盤、記念講演の時間、国立大学法人上越教育大学 教授・博士 藤岡達也先生が「環境問題と持続可能な開発のための教育〜日本海側から発信する日本型環境教育の展開〜」をテーマに講演され、「日本は他の先進国と比べましても自然の持つ二面性の影響を強く受けております。」「特にこの新潟の地が顕著です。美味しい魚が獲れる背景には、その美味しい魚を育む厳しい自然環境があるのです。」「教育を通して地域を取り囲む自然との関わりを考える機会が必要です。」「地域の持つ環境問題・自然災害の歴史を学び、歴史を学ぶことで現状をより的確に理解し、その学びを未来へと活かしていかなければなりまん。」「何故なら自然 の影響を最も受けるのが子 ども達だからです。大人達一人一人の意識が大きな役割を担って来るのです。」と、本日の全体会のテーマに「未来へ向けて」合致した解説を展開して下さいました。 今回の2008年度 社団法人日本青年会議所 北陸信越地区新潟ブロック協議会に参加した青年会議所メンバー誰もがこの日を通じて胸に抱く思いを得たはずです...「地域に向けて、未来に向けて、子 ども達に向けて、慈愛の心を発揮できる人間でいられる様に、まず、私は私の意識を変えよう。」と。
取材者/寺子屋広報渉外委員会 幹事 岡田 健太郎
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