|-新潟ブロック協議会 |-北陸信越地区協議会 |-日本青年会議所
|-2007年度 |-2006年度 |-2005年度 |-2004年度 |-2003年度 |-2002年度 |-2001年度 |-2000年度 |-1999年度 |-1998年度
2008年1月5日(土)真宗 大谷派 浄円寺にて(社)燕三条青年会議所の1月例会『志あるところに道あり』が開催されました。会場と会員が生み出す身を震わせる様な厳粛な空気の中、理事長・嘉瀬 一洋率いる会員皆が決意を一つに新たなる第一歩を踏み出しました。 理事長挨拶の前には会員全員で目を閉じて精神統一...(社)燕三条青年会議所としては初の寺院での例会、訪れる未体験の静寂の中、会員は心を凛と研ぎ澄まし、雑念を捨て、理事長の第一声に聞き入りました... 「皆様、明けましておめでとうございます、本日はこの浄円寺にて寺子屋つばさ事業の発進式を行います」...浄土真宗は親鸞聖人が20年の修行で悟りを開いたのち、雑業を捨てて本願に帰すべきと踏み出した教えであります。我々(社)燕三条青年会議所の会員も青年会議所活動を只々自身の青年経済人としての修練の場や自己研鑽の場と捉えるだけでなく、あくまで地域に根ざし、地域の発展を目指し、地域や日本のために活動するべきであると、雑念を捨てて初心に立ち返った私共会員の耳から心へと、理事長は本来の青年会議所活動の在るべき姿を説いて下さいました。その“在るべき姿”と地域や地域に暮らす方々とを一つとする目的を達成するために(社)燕三条青年会議所が選択した形、それは“寺子屋”であります。寺子屋とは地域の見識者が家庭では学べない知恵や身だしなみを子供達に授ける場でありました。2008年度の(社)燕三条青年会議所が目指す形も地域に根ざして、地域の皆様を招き、家庭だけでは補えない知識や振る舞いを様々な講師の“教え”を受けて“学び”合う寺子屋の姿であります。その決意を会員皆で確かめ合うには、やはり寺院で開催する例会こそが相応しき形であったと感じております。いえ、私共は決して“形”から入ったのではありません。私共の決意を具現化したものこそ、この新年の浄円寺の身を震わせ心を清ます精錬潔白な空気の層なのであります。その会場の決意の渦は、この日初顔合わせとなりました2008年度の新入会員の心意気にも炎を点したようです...「この会場と皆さんが醸し出す凛とした空気に身が引き締まる思いです!」「様々な思いを持った会員の皆さんと通じ合って己を高めたいです!」「私はこの地域が好きですから、地域に貢献出来る人間になりたいです!」...更にその新入会員の鮮やかな熱意は各委員長の思いも鼓舞し、各委員会メンバーを従えての決意表明を己の心意気を確かめるように高らかに披露...嘉瀬理事長の心を震わす思いが浄円寺の空気をも震わせ、その熱き清き振動は胸の地鳴りを伴いながら新入会員をも飲み込んだ会員全員の心に“道”を開きました。(社)燕三条青年会議所は嘉瀬理事長の先導の下、この“道”をこの地域へと、この地域に暮らす皆様の胸の奥へと、熱く清い“志”を伴って開き、延ばし、繋げたいと誓います。
取材者/寺子屋広報渉外委員会 幹事 岡田 健太郎
戻る
(c)燕三条青年会議所. All rights reserved .