2008年5月15日(木)、五月晴れの爽やかな空の下で中で八幡宮春季例大祭が行われた。大名行列、舞い込みは昨年雨で中止となったため、2年ぶりの開催となった。今年の大名行列は400人を超える編成となり、文政5年(1822年)から代々受け継がれた歴史的行事に観衆から声援、拍手が送られた。
行列の準備は午前中から三条市体育文化センターで行われ、着付けが済んだ後、メンバーで若衆会役員の小林卓也君の進行で出発式が行われた。役員紹介の挨拶の中で嘉瀬理事長は「これだけ多くの青年が、地域の誇るべき三条祭りを支えるために集まっている。力を合わせ、大名行列を成功に導きましょう」と話をした。
その後の若集会直前会長の長谷川直哉出向理事による鬨(とき)の声では、隣り合った人たちが手をつなぎ合い、「和一緒(わっしょい)!」の掛け声と共に手を上げ、熱き意気込みを胸に行列の出発地点となる八幡宮に向かった。
午後0時45分に八幡宮を出発した大名行列には(社)燕三条青年会議所からも70名が参加しており、他にも行列を管理運営する三条祭り若衆会の役員として10名、着付けに6名、他に祭りを陰で支える人を含め約90名が地域の歴史と文化を守るために参加した。
祭りの最後を飾る舞い込みにも多くのメンバーが参加し、子供を肩車をして、先供、道祖神、御神馬、神輿、太鼓の後に続き境内を3周した後、拝殿の中に進み、子供の頭を道祖神に撫ぜてもらい、無病息災を祈った。
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