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2008年7月12日(土)三条・燕地域リサーチコアにて開催された地区フォーラムin燕三条 故郷のひかり70展 〜名物あつまれ北信越〜 の駐車場指定ブースにて「中学生の商売堂」が開店した。
今日が、いよいよ開店日。男の子5人と女の子7人の12人で、期待と不安に胸を膨らませて子供達が朝8時集合しました。最初の仕事は会場に着いた大事な道具と材料を運ぶことから始まった。運び終えたら必要な道具と材料があるか確認をして、ブースの設営に取り掛かりった。黒いTシャツに「じゅにあ Higt School くっきんグ〜」と格好いいロゴをアイロンプリントしたユニフォームも完成し、店の看板から細かい飾りつけまでをした。 いよいよ大事な下ごしらえ。前回は中に入るカレーラーメンの味が少し薄目だったのを考慮して、さらにドミグラスソースを加えて具を作りパンに詰めていった。下準備中は、「誰かこっち手伝って」「もっとカレーを足した方がいいよ」等いろいろな声が聞こえる中、リーダー、サブリーダーがリーダーシップを発揮しつつ段取り良く設営が終了した。 11時30分からのブース責任者を集めての説明会をリーダーが聞きに行き、終始真剣な表情で聞いていた。説明が終わった後も一人で本部まで聴きに行って確認をしていた。販売数の管理やお金の管理等最終チェックと味見をして、開店が迫るにつれてリーダーもリーダーから店長に変わっている様子が、見ているこっちにもハッキリ伝わってきた。完成した商品が店頭に並ぶと、青年会議所メンバーの白鳥委員長も思わず「スゴク見栄えが良いな〜」予想以上の出来栄えに嬉しそうだった。 いよいよ12時10分となり、店が開店しました。最初は、不安そうな表情だったみんなも、予想以上のペースで売れて行くのを見て、嬉しさと同時にホッとしていた。青年会議所メンバーや私も折角だからとトルティーヤを一個買って食べてみた所、予想以上の旨さにビックリ!そして国定三条市長も食べに来てくれて「普通にお店で出せる味だよ」と大絶賛だった。最初の一時間で120個と順調な売れ行きだったが、昼食の時間帯も過ぎると客足も減って来ました。子とも達は店の前に出て「中学生の作ったカレーラーメンパン。美味しいですよー」と一生懸命アピールしたり、広告ボードを作って会場内を歩いて宣伝したりと、当初の予定には無い方法で子とも達自ら考えて行っている事が素晴らしい事だと感じた。 16時になり、売れ行きは大体300個位。ここで一旦休憩時間に入り会場内で行われているセミナーを聞きに行った。18時30分に戻ってきてラストスパートをかけるも、売り上げ数は350個で伸び悩んでますが、これでほぼ赤字も無く、この売上げ数は会場内の他の飲食ブースと比べてもトップクラスだったが、子ども達は敢えて目標の500個にこだわり続る。白鳥委員長もここまで来たら何とか完売させてあげたい様子。 最後の10分になり他のブースは片付け始めるブースもある中、まだ諦めず他のブースに一生懸命商品を売り歩き続けて470個を超えます。19時になり閉会後にはあと10個となり片付けている人達に何とか買ってもらい、ついに目標の500個を完売した。子ども達は満足感と達成感ですごく嬉しそうだった。最後に記念写真を撮って皆で後片付けをした。 最初から最後まで皆で協力して一生懸命に一つの事を皆でする事で、全く他の中学校から集まったと思えないほどのチームワーク見せてくれた。私も中学生全員が同じ学校から集まった友達同士かと思うくらいだった。自分達で考えた商品を自分達で工夫して500個を完売した達成感は、子ども達に皆で一生懸命頑張れば、自分達の目標が達成出来るのだという事を身をもって体験し、子ども達の中に素晴らしい物を残してくれたと感じた。
取材者 寺子屋広報渉外委員会 玉木 一朋
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