2008年7月5日(土)寺子屋つばさ事業「体験・発見・すべてに感謝」第2回目「道具に感謝/茶碗・マイ箸作り」が三条市五百川のいい湯らてい「はやぶさ」にて開催された。
第1回目の田植え体験に続き、第2回目は毎日自分達が使っている箸と茶碗を実際作ってみる「茶碗・マイ箸つくり体験」を講師にうつわや風花の目黒先生や青年会議所メンバーの指導のもと38名の参加者で行われた。
嘉瀬理事長より参加者へ、今回は自分達の箸と茶碗を作る体験をしてもらうが、小刀等を使っての作業なので十分気をつけていただき自分の作ったものでご飯を食べてほしいとし、最後に一生懸命頑張って良いものを作って下さい、と激励を送った。
参加者は6班に分かれ、青年会議所メンバーで木工業を営んでいる福田君から、小刀・サンドペーパーの使い方や箸の材料の説明をうけ、使ったことのない小刀で作業に取組み最初は慣れない手つきで枝を削っていたが、慣れてくると上手に使えるようになり様々な箸が出来上がった。
マイ箸作りに続き講師の目黒先生からグレープフルーツを型にして茶碗を作る説明があり、参加者各々の個性あふれる作品が出来上がった。
茶碗は目黒先生が持帰り乾燥し窯入れの工程を経て1ヶ月程で完成し、第4回目の「食事作り・収穫祭」でお披露目するとのことだ。
箸と茶碗作りが終わり、青年会議所メンバーの松井君から自分達が作った箸・茶碗の正しい持ち方やマナーを教わり、お椀に入った大豆やお米をつかむ練習をし、みんな上手くつかめるようになったところで、お椀からお椀に豆をつかんで移しタイムを競う、各班対抗「豆ワングランプリ」と称しみんな真剣な顔つきで豆をつかみ競争が行われ大盛り上がりの中、保護者チームが優勝した。
最後に加藤委員長より次回開催の稲刈りについて案内をし、参加出来る方を募って前回の田植えをした日から今日までの生育状態を観察して第2回の事業を終了した。
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