燕三条フィルムプロジェクトとは
1. 事業名
市民の翼事業 燕三条フィルムプロジェクト
2. 趣旨
市民が行政と共に地域の問題解決に取り組む、”協働のまちづくり”が今後重要となり、実現に向けた意識醸成のためには市民、行政、団体のそれぞれの力が合わさり大きな力となる「協働の実体験」が必要であると考えています。
その協働の実体験を、『市民の翼事業 燕三条フィルムプロジェクト』と題して映画製作を行うことで、参加した人はもちろんのこと、映画を観た多くの人々へも協働の意義が伝えられるだけでなく、燕三条地域を全国に発信するツールにも成り得ると考え本事業を企画いたしました。
3. 事業内容
この協働の実体験となる映画製作は「地域の明るい未来に可能性を見出してもらう」ことをテーマに、この地域の自然溢れる原風景、モノづくりの集積地としての可能性、連綿と続く文化や歴史を織り交ぜながら、燕三条地域らしさを大切にした感動ある内容で作り上げていきます。
キャストや主題歌は「地域のたから」である燕三条地域在住の小学生、中学生、高校生からも参加していただき、地域の誇りを醸成するだけでなく、将来俳優や役者、映画監督になりたいという夢を応援します。
また、製作を支えるエキストラ出演やボランティアは、市民の皆様から募集し食事の炊き出しなどの協力、撮影場所の提供、ポスター掲示やSNSによる拡散等の広報活動などに参加していただきます。
さらに企業の皆さまからはご協賛のご協力や、モノづくりの集積地、多品種高品質の農業地として映像に記録するため撮影場所のご提供にもご協力をいただきたいと思っております。
行政に関しては助成金やスタッフの宿泊として公共施設をお借りする予定となっております。
この地域の人と人とのつながりにより生まれた”映画”という文化財を、市民に愛される”協働のまちづくりの象徴”と呼ばれる作品にしたいと思います。
また、燕三条地域を広く認知いただくために、作品を地域内外に広く発信したいと考えています。
4. 開催期間
2015年4月〜 キャスト募集を開始
5月頃〜 最終オーディション、ボタンティアスタッフの募集を開始
6月〜7月中旬 ロケーション選定、演技指導など
撮影期間:7月23日〜8月4日
9月末までに編集を完成させ、10月10日JC誕生の日事業をはじめ上映会で発表予定(2〜3回)
また、各地の映画祭に出品予定、協賛各社にDVD配布予定
5. 実施場所
撮影:三条市・燕市・弥彦村の各地
発表会:燕三条地場産業振興センター(予定)
6. 参加対象者
サブキャスト:三条市、燕市、弥彦村在住の小学生〜高校生 10名程度
主題歌動画:未就学児(保育園、幼稚園)250名
・衣装、メイク、スチール、等のスタッフや、宿泊所提供、食事の提供、炊き出し、
ポスター掲示等のご協力などのボランティア、サポーターを市民から約600名募集します。
・一般社団法人燕三条青年会議所 メンバー 約130名
7. 制作委託先
・鶴岡慧子監督をはじめとする製作スタッフの皆様
・メインキャストとなる俳優3名
8. 監督について
鶴岡慧子(つるおかけいこ)監督
プロフィール
1988年生まれ、長野県出身。立教大学在学中から映画を撮り始め、卒業制作として監督した「くじらのまち」(2012)が、自主映画コンテストPFFアワード2012においてグランプリ&ジェムストーン賞をW受賞。
その後、同作品は佂山国際映画祭やベルリン国際映画祭など世界各国の映画祭に正式出品され、台湾では劇場公開された。
2012年より東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻に進学。
在学中にイワン・ツルゲーネフ原作の映画化「はつ恋」(2013)で監督・脚本を担当、本作はバンクーバー国際映画祭タイガー&ドラゴンアワードにノミネートされた。
大学院修了後、PFFスカラシップを獲得し監督した「過ぐる日のやまねこ」が、劇場公開待機中(2015年夏公開予定)。
また、シンガーソングライター・黒木渚の楽曲からインスパイアされてオリジナル脚本を書き撮り上げた最新作「残像の標本箱(仮)」も待機中である。
フィルモグラフィ
- 長編映画「くじらのまち」(2012) 監督/脚本/編集
- 長編映画「はつ恋」(2013) 監督/脚本/編集
- 中編映画「あの電燈」(2014) 監督/脚本/編集
- 長編映画「過ぐる日のやまねこ」(2015) 監督/脚本
- 長編映画「残像の標本箱(仮)」(2015) 監督/脚本/編集
予告編
8. 共催、後援申請先
三条市・燕市・弥彦村・各地教育委員会・新潟県教育委員会 等
9. 協賛、補助金
三条市、燕市、弥彦村、新潟県文化振興財団、内田エネルギー財団各企業様(申請予定)