日本におけるボランティア元年と呼ばれ、ボランティア活動の重要性が高まった1995年 阪神淡路大震災以降、北陸信越地区においても1997年 ナホトカ号重油流出事故、2004年 三条市・中ノ島7.13水害、福井豪雨、同年10月 中越地震、そして昨年の能登半島沖地震、中越沖地震と、災害の発生がとどまる事を知らない状態にあります。
災害発生時、数日以内に地域の社会福祉協議会とNPO団体、そして青年会議所が協力して「災害ボランティアセンター」が組織され、多様な助けを必要としている被災した住民たちのニーズを聞き取り、全国から来るボランティアさんを必要に応じてマッチング、派遣し、復興の手助けとして機能する事になります。
今回の「ボランティアセンター運営セミナー」では、ボランティアセンターを擬似的に立ち上げ、実際にそれぞれの役割を体験して頂きます。この体験を通じて、万一自分の住む地域で災害が発生した時に、「役に立つ」経験を提供したいと考えております。 |