- 2014-11-26 (水) 10:37
- お知らせ
11月21日に三条市立大崎中学校で「中学生模擬選挙~未来の有権者の君たちへ~」を開催しました。
この事業は未来の有権者である中学生が、主権者意識を育むことによってこの地域の市政を 身近に感じまちづくりへの
参画意識を高めてもらいたいう目的で開催に至りました。
12:00~当青年会議所の担当である地域の市政委員会の入念なリハーサルの様子です。
司会は同委員会の川拓也君、講師は同委員会の内山祐介君が担当し中学生にもわかりやすく、選挙であったり 政治と自分たちの生活との関係についてを説明します。
またリハーサル終了後は大崎中学校の皆さんから床を磨いてくれました。 お心遣い感謝いたします^^
そしてこの事業は多くのマスコミの皆さんからも注目されているようです!
13:30中学生模擬選挙が開会しました。
まずは主催者として燕三条青年会議所 加藤理事長からごあいさつをいただきました。
ちょうど本日衆議院が解散したという日でもあり、タイムリーな話題を取り入れながら 選挙と生活の関わりに
ついてお話しいただきました。
また、本日の模擬選挙を良き機会として、有権者になった際には自分の力で未来を切り拓くという 意味でも
ここにいる全員には必ず選挙権に行ってほしいと伝えていました。
そして趣旨説明を杉崎先生よりいただきました。
実はこの事業のきっかけは大崎中学校の杉崎先生が教育委員会に、子どもたちへ経験となる授業を準備したい と
相談した際に、燕三条青年会議所をご推薦していただき実現したというお話しでした。
また将来守りたい人ができたときは、今日の授業を思い出し活用してほしいと生徒に伝えていました。
そして模擬選挙を行うために、講師の内山君から消費税の増税や生徒会選挙の例などを用いて 選挙での候補者を
判断する際に流れを説明しました。
同委員会の佐藤君も講師の話に合わせスライドを展開しています!
またこの際には2010年に行われた三条市長選公開討論会も例に挙げながらわかりやすく 選挙について
学んでいただきました。
続いて実際の候補者のマニュフェストを見比べながら、情報収集を行い候補者にキャッチコピーを 考えてみよう!という
グループディスカッションを行いました。
候補者のキャッチコピーを考えることで、マニュフェストを自分の中でしっかり消化していく 効果を狙ったようです。
グループに分かれ活発な意見交換が行われていました。 またメンバーもそれに加わりサポートします!
そして投票となります。 政策を見比べ自分がこの人に任せたいと思った人を投票していきます。
またメンバーは投票箱を交換しながら、同時並行で開票の準備をしていきます。
開票の結果を待っている間に、考えたキャッチコピーを3年生から順番に発表してもらいました。
いくつかご紹介いたします。
・子どもが生まれるまち三条
・子どもが第一
・三条はバランスが一番
やはり中学生だと自身にも当てはまる、子育て関係の政策が目についたようですね!
年齢層が違うと結果も違ってきますね。 現実と大崎中学校での選挙結果が違うことで、1票の重みであったり
選挙への関心が高まる 効果もあるのではないかと感じました。
そして地域の市政委員会の本間委員長から閉会のあいさつです。
実は説明会前段に消費税増税に反対の学生からなぜ?と意見を聞きくと 「買い物をするときたくさんお金がかかるから」と
回答をいただいていました。
それを例に挙げ、では消費税を上げない選択をし、例えば給与から天引きされる 所得税を上げたらどうなるか?
給与を得ている特定の年代だけが負担になります。
それに比べ消費税は年代問わず税金を納めるという税金です。
そんな観点で見たら考えは変わりませんか?など、持ち帰って家族で考えられる 投げかけをすると共に、
どうやったらこの地域が日本が良くなるのかを考え、 是非選挙に行ってほしいと締めていました。
最後に大崎中学校の皆さまから感謝のあいさつをいただき閉会となりました。
子どもだけではなく大人も考えさせられる事業であり、何より子どもたちが難しい題材を 笑顔で楽しみながら
学べたことで、とても良い経験になったのではないかと思います。
「未来の燕三条は君たちに任せた!!」 という願いを込めた体験型事業となりました。
大崎中学校の先生方をはじめ、生徒の皆さんご協力ありがとうございました。
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