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女性の力創造に関する研修会「地域力×女性力=つばさんの未来」~女性の力が企業の未来を変える~を開催しました

2015.9.15

燕三条青年会議所HPをご欄頂き、ありがとうございます。

 

9月7日 月曜日、19:00~燕三条地場産業振興センター リサーチコーア7階  マルチメディアホールにて、女性の力創造に関する研修会「地域力×女性力=つばさんの未来」~女性の力が企業の未来を変える~を開催しました。ご参加頂けました皆様には、貴重なお時間を割いてご参加いただけましたことをこの場をお借りして御礼申し上げます。

 

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開会に先立ち理事長の石黒より、参加者に向けたお礼とご挨拶を述べさせていただきました。

挨拶では、「今年の燕三条青年会議所は女性が輝く地域作りを目指して活動して来ました。4月には石川伊織先生をお招きし、ワークライフバランスを成し遂げる為に『女性を取り巻く環境』についてご講演していただきました。今回の研修会では、企業に女性の力が加われば、企業の未来が変わること。そのためには、男性の理解が不可欠であり、企業が明るくなれば燕三条の未来も明るくなり、希望に満ち溢れる社会とaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa                 なる」と、1年間の活動に触れた上でこの研修会がああああああああああああああああ      社会に及ぼす変化について説明させていただきまた。

 

 

モザイク2 モザイク入り

研修会でお伝えしたことを端的に述べるとすれば、女性と男性が一体となって企業のワークライフバランスの改善に取り組む事で、多様なアイデア・発想力を発揮する場が準備されることから、女性ならではの視点による企業への貢献が可能となること。このような改善が多くの地元企業で起これば、企業で構成される燕三条地域の未来に大きな変化をもたらす、ということです。

 

 

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研修会では、菊野麻子氏、土田陽子氏、佐藤俊之氏による討論会を行い、ワークライフバランスの改善に取り組んだ佐藤氏の会社の実例をもとに話が進みました。

 

 

佐藤

佐藤氏が代表取締役を務められている家庭用品の製造販売を行っているオークス株式会社では、開発チームを女性中心のチームに変えた結果、女性の感性を活かした自社ブランド商品が女性の共感を呼びヒット商品となり、企業も成長を続けているそうです。

 

 

 

 

 

DSC_1125これは、多様なアイデア・発想力を発揮する開発という場が、女性に解放されたことを意味しますが、同時に「女性が重要な役職についていて産休を申請した場合、企業としては産休期間の痛手を伴うことになるが、その場合どのように解決するのか」という菊野氏の質問に対して、佐藤氏は、「 女性は出産する性でもあるので、産休・育休をとってもらうため企業内の男性によるフォローを行い解決する」と産休・育休をとってもらった経験から答えられていました。

 

 

土田2就職を控えた子供を持つ土田氏は、「産休・育休をとって帰ってくる場所があるのは、女性として安心できることだし、自身の娘にも就職させたい企業だと納得していたと同時に、こういった意味での男性の協力こそが企業成長のためのワークライフバランスだ」とおっしゃっていました。

 

 

 

 

質問 小林拓也

討論会後の質疑応答では、ワークライフバランス改善の先駆者である佐藤氏に対して「自分自身のワークライフバランスへのアドバイスが欲しい」といった質問も寄せられました。

 

 

 

 

 

 

DSC_1109研修会の最後は、企業・家庭という女性を取り巻く地域の認識の変化という地域力が、女性ならではの視点という女性力の数だけ繰り返し起これば地域の未来はより大きく変わるのではないか。「地域力×女性力=つばさんの未来」と題して研修会を担当した燕三条青年会議所、柏委員長の言葉で締めくくり研修会は終了しました。

燕三条地域の未来は、ご参加頂いた皆様の一歩によって大きく変わると感じます。

 

 

また、お越し下さった皆さまから、本日の講演会後にQ1~Q4の質問にお答えいただきました。

以下は、その質問とご回答です。

 

■Q1.女性の社会参画の現状についてどう感じましたか?

 

・燕三条地域もまだまだ女性が社会に出る仕組みがまだまだです。もっと良い仕組みができるように

なれたらと思いました。

・燕三条地域は中小企業が沢山ありますが、それでも女性の就業率が50%強なので、地域ではなく

国全体で もっと、ワークライフバランスを考えるべき。

 

■Q2.研修会を受けて、女性の社会参画に対する意識は変わりましたか?

また、その理由は?

 

・女性の力=企業の未来が明るくなることが今回の研修会で分かりました。

・女性が活躍している実際の事例と共に紹介されていた為、分かりやすく女性の社会参画の意識が

変わりました。

 

■Q3.女性の社会参画において今後どのようになっていけばいいと思いますか?

 

・女性の社会参画に対する、男女の意識変化が変わること。

・企業が佐藤氏が代表取締役を務められている企業になる事が大事。

 

最後に、アンケートにご協力いただいた皆様ご協力ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

 

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写真・記事:外山真也




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