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弥彦湯かけまつりに参加してきました。

2015.4.16

こんにちは。いつも燕三条青年会議所HPを閲覧して頂きまして、誠にありがとうございます。4月11日(土)に弥彦村にて開催されました弥彦湯かけまつりに参加してきました。この湯かけまつりは、湯神社(石薬師様)より神湯をいただき、その湯を人々に青笹で祓いかけながら湯曳き車と共に町内を練り歩きます。厄除開運・商売繁盛・病気平癒・学業成就をお祈りし、弥彦観光の発展を祈願するおまつりであります。おまつり当日、我々燕三条青年会議所メンバーは湯曳き車の曳き手役として参加してきました。最初は全員緊張で固まりきった表情しか出来ませんでしたが、いざ木遣りが唄われ、それが終わると同時にお湯を掛けられた瞬間、全てが吹っ切れたその顔からは笑顔と笑い声が自然と溢れました。因にこのおまつりは、半纏を羽織っていない一般市民の方でも自由に参加することが出来ます。男達が発する「エイヤー!」の声が街中に響き渡ると、前後左右から一般市民の方々が綱を手に取りはじめました。

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↑御声の合図で湯曳き車が動き出します。

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↑ありがたいお湯を掛けられながらも、一生懸命に曳き続けます。

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↑エイヤー、エイヤーの掛け声に合わせて引っ張ります。

湯曳き車の行列はJR弥彦駅からスタートして、途中休憩を挟みながら弥彦神社への到着を目指して歩き続けます。弥彦神社境内に到着すると、今度は3班に分かれて湯桶のおみこしを担いで弥彦神社奥宮まで渡御します。この場面を目にしたものは、老若男女関係なく、このおまつりの虜になってしまいます。その場にいる全員から注目を浴びながら、担ぎ手達は持っている力の全てをこのおみこしに注ぎ込み、そして派手に舞い踊ります。

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 ↑担ぎ手全員の息が合わないと、綺麗にお湯の柱が立ちません。

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↑全力疾走で、弥彦神社の奥の宮を目指します。

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奥の宮に無事到着した瞬間、担ぎ手達の背中から、独特の雰囲気と達成感を感じ取ることが出来ました。この熱い思いを表現する為に、またおみこしと共に激しく上下左右に舞い踊り続けました。恐らく、止めの合図が出ていなければ、永遠と踊り続けていたかもしれません。実は今回参加した青年会議所メンバーのほとんどが、このおまつりの存在事体をよく知らない上での参加でした。しかし、参加することで言葉では言い表せない貴重な体験を学び得ることが出来ました。ひょっとしたら、これがおまつりの醍醐味なのかもしれません。おまつりは、人づくりでもありますし、まちづくりでもあります。我々燕三条青年会議所は、これからも純粋に人づくりとまちづくりに貢献していきたいと考えております。

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記事・写真:高橋靖之 吉田裕幸 齊藤政樹




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