今回で第12回を迎えた「越後くがみ山酒呑童子まつり」が、快晴の中開催されました。この地域で生誕したという伝説も残っており、会場でもある「道の駅国上」のすぐそばに「酒呑童子神社」があります。
酒呑童子になる前の名前は「外道丸」という立派なお名前があったそうです。彼はちいさなころから乱暴もので、ついに国上寺に預けられました。そして、母が亡くなり、それがきっかけで修行に明け暮れたんですって。外道丸はそれはそれは美しい男の子だったそうで、地域の女性からの恋文がたくさん届いたそうなんです。しかし、修行修行の毎日で、返事もなにもしなかったら、恋文を書いた一人の女性がそれを気に病み、命を絶ってしまったそうなんです。それを聞いた外道丸は、今まで溜まっていた恋文の入ったつづらをあけたら、怪しい煙が噴き出し、気を失ってしまいます。目を覚ました外道丸。しばらくして異変に気づいて恐る恐る井戸の水に顔を映してみるとなんと悪鬼の形相に変わっていた・・・ という伝説。
私たち燕三条青年会議所も美男子・・・とまではいかずとも素晴らしい心の持ち主ばかり!各々が鬼に扮して顔にペイントをしていきます。
・・・素の顔の人もいますって?いえいえ!鬼です。良く見てください(笑)・・・さて、話を戻しますね。こちらのペイントは無料となっており、行列に参加する人たちも個性溢れる顔をしていました。さて、そうこうしていると、酒呑童子様が神社に降臨し、会場の道の駅国上を目指します。かちどきを上げ、赤鬼、青鬼、黄鬼の最強鬼軍団を連れて下山していきます。
会場に降り立った「鬼軍団」。それを待っていた「鬼たち(参加者)」!酒呑童子がさらにかちどきを上げ、会場の鬼たちを引き連れ、会場を飛び出し付近をみんなで練り歩きます。今年は「きらりん鬼」、「えちごん鬼」も参加し鬼たちは大いに盛り上がりました!「エイエイオー」
そして最後にかちどきをあげ、酒呑童子様は神社へとお帰りになりましたとさ(^^)めでたし、めでたし・・・そして、高校生スタッフが考えた「願いを叶え風船」のフィナーレは圧巻でしたし、会場には飲食店も充実しており、今年は燕三条エフエムから「さとちん」さんも来られてMCを務めておりましたよ!
今年も大いに盛り上がった「越後くがみ山酒呑童子まつり」!燕三条青年会議所がほこる「鬼軍団」の皆様! 大変お疲れ様でした!