2020年をめどに文部科学省では、プログラミ ング学習の必修科とする方針を固めました。し かしながら学校や社会教育の現場では、指導 者の数や、指導者のテクニカル面での知識・知 見の不足が大きな課題になっていることから、10月2日に簡単なプログラミングを使ったワークショップができる指導者を増やそうという試みで、一般の方を募集し、セミナー、ワークショップを開きました
相場理事長は挨拶で参加した子供たちに、大人になった時にはITによって、今よりももっと世の中の仕組みもて大きく変わっていると思います。ロボットがなんでもやってくれる社会になっているかもしれません。それでも、動かすのは人間です。今はゲームを楽しむだけかもしれませんが、今日はそういうことを肌で感じて欲しいし、今後もこういった活動をサポートしていきたいと話されました。
田中委員長の挨拶。1時間目はゲームのプログラミング、2時間目はドローンのプログラミングで遊びながら学べるコースを用意しました。今度からは学校の授業でもやるかもしれません。もしそうなったときは自慢できるように楽しんでやってくださいと述べられました。
まずは、ネコがネズミを追いかけるゲームのプログラミング。
一般参加の講師3名がセミナーでの経験を生かし、それぞれの形で子どもたちに教えていきます。
子どもたちも真剣そのもの。サポートする側も熱が入ります。
こちらで使用させて頂いたものは スクラッチ と呼ばれるだれでも使えるプログラミングベースです。
(なんでもMITで開発されたとか?)
Scratch(スクラッチ) https://scratch.mit.edu/
ゲームプログラミングの後は、ドローンのプログラミングです。
高く飛ばしたり、ぐるぐる回転させたり、奇抜な動きのプログラミングは子どもならではの発想ですね。
一度覚えたら、もう大人は要りません。子ども同士で教え合いながら成長していくものなんですね。
楽しかった、わかりやすかった、難しかったなど様々な感想がありました。やっぱり一番人気はドローンだったようです。
締めの挨拶は佐藤副理事長。
講師をしてくれた方々と参加者への感謝と、これからも事業を継続したいと考えていること、また今回のワークショップが家に帰ってもできるように燕三条青年会議所のHPでもワークショップのマニュアルがダウンロードできるので、活用して欲しいと述べられました。
【子どもたちのヒーローのになる! プログラミングマニュアル】
http://tsubamesanjo-jc.or.jp/2016/tsubasankidslab/leader/
今後ますます参加された講師の方も教えることの楽しさや、活動を継続していくことの難しさを感じられていました。また、子どもたちには楽しさを教えるとともに、ITの危険性についても教えて行かなければいけないと述べられました。
近い未来には私たちが子供たちに教わっているかもしれません。時代に置いて行かれないように日々勉強ですね!