3月8日(火) 燕三条地場産業振興センター リサーチコアに於いて3月例会「地域の力を活かしたまちづくりに関する研修会」を開催した。
相場理事長は、挨拶で上半期の例会の流れについて簡単に説明を行った。2月でイノベーションの出発点に立ち、3月で地方創生を学び、地域の力を活かす事を学ぶ、その後4月、5月、6月へと続く。各メンバーは今後の例会の目的を理解した上で積極的に例会へ参加してほしいと述べた。
続いて、今例会を主管する地域の力委員会によりまずは「地方創生」について理解を深める為の委員会発表が行われた。国の取り組みから市町村、学校などの取り組みを学びそして、メンバー一人ひとりが力強い地域経済の確立に向け活動をする当事者であることを認識し、地域一体の取り組みを実践する人材になって欲しいと述べた。
委員長趣旨説明ののち、第一部では
・産 【燕商工会議所・三条商工会議所】
・官 【燕市・三条市】
・学 【新潟大学】
これら産・官・学より、私たち青年会議所にネットワークを活かした取り組みを求められたことや、地方創生にはお互いの到達点を共有し有機的な連携を行うことが必要であると委員会による調査発表があり、一人や一つの機関だけでなく、地域一体で取り組むことでより良いまちを作ることが出来ることを学んだ。
第2部では、企業間に置き換え有機的連携についてのワークショップを実施した。
自社の資源を探し、他社の資源と連携できることを見つけ出すことで新たなる資源(価値)を作る為、各委員会に分かれ活発なワークショックが行われた。その後各テーブルにて発表を行い、有機的連携を企業間に置き換えたことでその重要性を感じ、実際に私達が住むまちに置き換え有機的連携を行うことで地方創生につながることを学ぶ事ができた。
研修会の最後に、私達青年会議所として地方創生に関われることは、今現在繋がりのない人や団体等と有機的連携を持つことで、有機的連携は、日常の中において繋がりを意識して生活していただければ難しいものではない。「今後地域の力委員会として、産官学が絡んだ有機的連携の取り組みを実践し、地方創生のモデルケースとしてかたち作る事を計画している」と主管の地域の力委員会中野委員長の総括で締めくくり研修会を終了した。
最後に、3月例会を主管し運営した 地域の力委員会 中野委員長より メッセージがございます。
①例会後の率直な感想
私たち地域の力委員会としては、有機的連携の必要性を感じてもらう事ができました。今回は、企業間にて置き換えて行いましたが、有機的連携とは産官学すべてが関わり地域一帯で取り組むことで地方創生に繋がっていきます。
②一番印象に残った場面
ワークショップは異業種の話を聞けたことで、楽しみながら有機的連携を学んでもらう姿が印象的でした。
③市民の皆様へメッセージ
皆様ご存知であると思いますが、地域一体とは産官学だけでなく市民一人一人が関わることで、まちを良くする事=地方創生へ繋がります。