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燕三条青年会議所 2025年4月例会燕三条アンバサダー育成事業 開催報告

2025.4.16

開催日:2025年4月7日

場所:燕三条地場産業振興センター 大会議室

 

■ 第一部:セレモニー

【開会宣言】

齋藤理事長よりJCゴングの鐘鳴が行われ、4月例会「アンバサダー育成事業」が開会致しました。

【JCIクリード唱和】

【JCIミッション・JCIビジョン唱和】

【JC宣言文朗読並びに綱領唱和、燕三条JC宣言唱和】

 

【理事長挨拶(齋藤和也理事長)】

本例会の意義として「地域の魅力を再発見し、発信者となる意識の醸成」があることを強調され、スローガン「Connecting the Dots 点と点を結び新たな未来を切り開きましょう」に触れ、点(地域資源)をどう未来へとつなげていくかが重要とお話しされました。アンバサダー育成は、今年度の中心事業であると位置づけ、全メンバーへの期待を述べていただきました。

 

【新入会員紹介】

中西君、後藤君、伊藤君へ齋藤理事長より、バッジとネームプレートを渡され、晴れて燕三条JCメンバーへ加わりました。一人ひとりから、メンバーへ向けての挨拶を頂戴し、齋藤理事長からも一言、励ましのお言葉を頂戴しました。

 

中西隼君

 

後藤辰徳君

 

伊藤慎吾君

 

【理事長から新入会員へ】

 

【委員会報告】

人間力委員会は5月例会の事業告知と協力依頼、組織増強委員会は異業種交流会、オリエンテーションプログラムの事業告知と参加依頼、年間拡大運動の現時点の共有が行われました。

 

 

毎年行われている三条祭り大名行列では、若衆会から行列参加、着付け方の参加依頼、今年度は斉藤副理事長が会長の為、念押しでの参加依頼をされておりました。

会員消息はありませんでした。7分程度の休憩、配置転換を行い、第二部へ移りました。

 

■ 第二部:講演会並びにグループワーク

【副委員長趣旨説明】

 

第二部、開始に伴い副委員長から事業の趣旨説明を行いました。

本例会の目的は以下の2点、

1. 燕三条の魅力(産業・文化・歴史)を知ること。

2. 魅力を発信する力を持つ“アンバサダー”になること。

事業後半では実際に自らの言葉で魅力を表現するグループワークとプレゼンテーションを行うと説明しました。

【チェックインアンケート結果説明】

事前に会員から回収したアンケート結果のシェアを行い、本事業内でのチェックインアンケートとの関係性をパワーポイントと紙面を用意し説明しました。

【講師入場・紹介】

(紙媒体と司会による説明込)

 

左から長谷川直哉氏、山田立氏

 

・山田立 氏(株式会社玉川堂)

燕の伝統工芸「鎚起銅器」の玉川堂番頭、国内外で文化発信活動を展開。

 

・長谷川直哉 氏(株式会社マルト長谷川工作所)

ニッパー等の工具製造を通じて“使いやすさ”を追求し、世界的な評価を得るブランドを展開。

 

【講演内容要旨】

・山田氏

伝統工芸は「生きるための手段」だった。生活と直結した技術だからこそ、根強く続いてきた。地域の魅力を知るには、まず「自分の暮らし」を知ること。

地元の良さを再認識し、自分の言葉で語れるようになることがアンバサダーの第一歩。

観光客におすすめできる「3つの推し」を常に持っておこう。

・長谷川氏

グローバルに展開するには、地域の強み(技術・素材・人)をしっかり理解し、それを現代のニーズに翻訳する力が必要。産業は歴史の積み重ね。若者が地域に誇りを持つには、まず過去を学ぶこと。地元の素材や背景にあるストーリーが、企業価値を高める大きな資源となる。

 

【講師講演】

 

 

講演後、グループワークへ移ります。

【ワークの目的】

  • 地域資源を「自分の言葉」で伝える体験を通して、発信力を育てる。
  • 伝えたいテーマを選び、「誰に・何を・どうやって」伝えるかを具体化し、

グループで発表。

【テーマ例】

「燕三条の100年企業をどう伝えるか」、「観光と技術体験の融合ツアーの提案」「若者に伝える地域産業の魅力」、「食文化を通した地域理解」など

 

【グループワーク風景】

 

 

 

 

皆さん、真剣に取り組まれています!!またワーク中は講師のお二方も各テーブルを回って頂きながら行いました。

 

【各グループ発表】

 

 

 

 

 

(抜粋要旨)

・100年企業を通じて、勤勉さと誠実さを伝える

→ 対象:県外イベント来場者

→ 方法:SNS・現地体験・商品説明など

・産業観光ツアーを通じた発信

→ 対象:外国人観光客

→ 内容:金属加工体験、食、宿泊、工場見学など

・食と戦時下の暮らしの再現で若者に訴える

→ 対象:中高生

→ 内容:食を切り口にしたワークショップ+当時の再現

・自然と産業の共存を語る体験プログラム

→ 対象:首都圏在住の親子連れ

→ 内容:川の流れや水と技術をテーマにしたストーリー発信

 

【講師から一言】

 

 

【山田氏コメント】

「どう伝えるか」にこそ価値がある。

地元の良さを“日常の中”から感じ取るセンスを育てよう。

地域のことを誰にどう薦められるかを、常に考えてほしい。

【長谷川氏コメント】

全グループの発表に感銘を受けた。

自分の言葉で語ることの大切さ、リアルな体験を通じた発信力が鍵になる。

「発信」は一部の人の役割ではなく、地域の未来を担う全員の役目。

 

【謝辞】

【事業後発信チャレンジ説明】

今後、参加者にはSNSなどでの発信チャレンジを促す。発信のための「3つのおすすめ」ワークなども活用予定。

アンケートを通じて気づきや学びを可視化し、次回事業につなげる。

 

【委員長総括】

本例会は「知って終わり」ではなく、「伝えて始まる」例会。

各人がアンバサダーとしての意識を持ち、発信することで地域全体が変わっていく。

今日の学びや感じたことを、ぜひ言葉にして誰かに伝えてください。

 

【監事講評】

本事業は、地域資源を自分ごと化し、次世代へ継承する極めて意義のあるもの。

グループワークでの主体的な取り組み、講師の実践的な話により、多くの気づきが生まれたと感じる。

今後、会員一人ひとりが“発信者”として動くことを期待する。

 

【全体記念撮影】

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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