【チーム燕三条情報発信局⑧】 三条マルシェ実行委員会委員長 今井 寛さん
皆さんこんにちは!まちづくり委員会です!
チーム燕三条情報発信局第8弾
今回は三条マルシェ実行委員会 委員長の今井寛さんにお話をお聞きしました。
新型ウイルスに対応した新しい形式のドライブスルーマルシェについてお伺いしました。
【チーム燕三条情報発信局⑧】
三条マルシェ実行委員会委員長
今井 寛氏
~ドライブスルーマルシェ~
【三条マルシェについて】
今井さん: 三条マルシェとしては年7回イベントを開催しており、1回につき50~60店舗出展いただいております。来場者もここ最近だと3万人くらい来場されます。
【新型ウイルスの影響】
今井さん:マルシェとしては人を集めてのイベントなのでずっと交流人口を増やす、滞留時間を増やすことに重点を置いて活動していたのですが、この状況で真逆のことをしなければならないということで年間のイベントとしてもやらないという選択肢もあったのですが、
第1回目の開催が4月を予定しておりましてその準備をしていたのが2月くらいでその時にニュースでも全面的にコロナウイルスの報道がされていてとてもできる状況ではありませんでした。通常の開催では商店街に歩行者天国を作って開催しているのですが、商店街に実際に住んでいる方もいらっしゃいますので何万人もの来場者が来るとなると賛同を得られるような事業ではないのかなというのが分かって、延期を決定しました。本当は6月、7月も予定していたのですがそれも一旦開催をキャンセルしました。それではマルシェとしてどのように関わることができるのか、安全は厚労省の出している方針に従うことでクリアできるのですが、人の心の安心の部分が確保できないと考え、感染リスクを下げることを考えた時にドライブスルーという形式を採用しました。
【ドライブスルーマルシェについて】
今井さん:正直規制しすぎた部分はあったかと思います。安心と安全をとにかく100%に近い形でやっていたので来場者の人たちにとって分かりづらくなってしまった部分がありました。一番の懸念事項は渋滞が発生してしまうのではないかということでした。その為の対策を入念にやりすぎてものすごくスムーズに流れてしまって賑わい感が出せなかったところは反省点でした。今後は新型ウイルス前の状態に戻ることができないのではないかと思っています。どのような形式でイベントを開催すれば良いか模索している段階ですが、開催を重ねていくなかで対策をまとめてパッケージ化して他の大きなイベントを行っているところの参考になってくれば良いと思っています。今度はできれば車ではなくて人を歩かせる形式で安心・安全を確保しつつ、大きな規模のイベントが開催できるかが次のステージとしてパッケージを作っていきたいと思っています。
【より良い燕三条地域に向けて】
今井さん:何年か前ですが三条市は若者の流出が止まったんですね。実はマルシェっていうのを自分も最初は良く分かっていなくて出展して、スタッフになってという形で関わらせてもらいました。マルシェを通して多くの人と知り合えました。自分も創業してから5年くらいしか経っていなくて、経営者であればJCでしたり、YEGなどで様々な関わりが持てると思うのですが、マルシェは一般の方でもそういった活動に参加できる場があることが面白いなと感じました。年齢幅も20代から70代まで広く関わってもらっているのでそういった活動というのは全国を見ても少ないのではないかなと思っています。若い人は特にそうかもしれませんがこういった活動は東京でないとできないと思っている人も多いと思います。地元に残って地元で輝ける場所が作れたらいいし、全国のシャッター商店街の創業までつながっていくとよいなと思います。それを三条で実現して、全国にも広げていけるとよいと思いますね。
【今後の目標】
今井さん:イベントが偏見のない形で開催できるようになってイベントから波及して、様々な活動が実施できるようになってほしいと思っています。
どこまでが危なくてどこまでが大丈夫というのは皆さん知識をつけてきていると思います。あまり活発な活動をしていると叩くような風習がなくなった形でのイベントができると良いなと思っています。
【燕三条地域の方へメッセージ】
今井さん:三条マルシェでは皆さんが楽しめる場を創り続けていきます。是非皆さんご来場お待ちしております。
「人と人のつながれる場を創り続ける」
という言葉をマルシェの目標として掲げたいと思います。皆さんよろしくお願いします。
今井実行委員長、お忙しい中取材のご協力ありがとうございました!
10月にもドライブスルーマルシェが開催されるそうです!
ご注目ください!
三条マルシェHP
URL:http://sanjoy-machinaka.jp/marche/
まちづくり委員会