日本の精神の起源を学ぶ事業
3月17日(水)「日本の精神の起源を学ぶ事業」を三条東公民館で開催いたしました。
当事業では、現代に生きる我々が見失いつつある「日本の精神」とは何か?を美しい日本委員会が探求し、メンバーにお伝えさせていただきました。また、メンバーには事前アンケートからそれぞれが考える「日本の精神」とは何かを予め考えてきていただいた上でご参加いただきました。
理事長挨拶
川上理事長より、なぜ今「日本の精神」が必要か?美しい日本委員会を設けた経緯を改めてご説明いただきました。
委員会発表では3部構成とし、
①日本人のルーツを知る
②日本の文化を知る
③日本を客観的に見る
この3つのテーマを通して日本の精神とは何かをメンバーにお伝えしました。
①日本人のルーツを知る
第1部では、古事記を元に神武天皇が日本国を建国したもっともっと昔のルーツから委員会で調査しました。また、古事記という固いテーマのため、寸劇を交えメンバーに分かりやすく伝えることを念頭に発表いたしました。
調べてみると、古事記の神々は意外にも喧嘩や失敗なども多く、非常に人間臭かったことが分かりました。しかし紆余曲折ありながらも、神武天皇の建国から現代まで日本が2681年続いているのは「調和」の精神があったからではないでしょうか。
②日本の文化を知る
第2部では、普段から我々が目にしていたり、触れている
①天皇陛下
②国旗
③国歌
④祝日
をテーマに委員会にて調査、発表させていただきました。聞き飽きないよう所々クイズを交え発表させていただきました。現在の天皇陛下は何代目?あなたはご存じですか?
国旗日の丸には、平和への願いと感謝の気持ちが込められており、国歌「君が代」は国や身近な人の安寧を願う歌詞だということが分かりました。
日本の文化は、「平和」の下に紡がれてきたものなのです。
③日本を客観的に見る
第3部では、美しい日本委員会の加藤委員長自ら、日本と中国を対比させながら、日本を客観的に見る、というテーマで発表いたしました。
日本人の精神性は「利他の心」から成り立っており、我々は意識することなく他人のために行動できる心を持っていて、そしてそれは世界でも唯一無二の精神である、ということでした。
委員長総括では、「調和」「平和」「利他」からなる日本人の美しい精神とは、私利私欲を捨て公のために行動する「滅私奉公」の精神であるという答えを示しました。そしてこの美しい精神は我々全ての日本人の中に深く根付いているものであると。
この「滅私奉公」の精神を理解し、地域のために伝播していけるよう燕三条青年会議所はこれからも邁進していきます!
燕三条青年会議所
美しい日本委員会 一同