「飛燕夏祭り 燕1000人みこし 唄と甚句、鎚起みこしの製造過程」
燕三条青年会議が毎年市民の皆様と共に、参加している飛燕夏祭り。
歴史について、全4回でお届けしています。
第4回目は、飛燕夏祭り 燕1000人みこし 「唄と甚句」についてです。
みこし発進前と舞込み終了後に厳かなムードで歌う「木遣り(きやり)」という唄があります。
発祥は木こりの仕事歌と云われ、人々を集合させたり、これから一緒に仕事をしますよという合図になります。
「よーし、仕事やるよー!」といった歌詞になります。
発進前に歌うことで、「よーし、みんなでみこし担ぐよー!」という意味合いが込められているのでしょうか。
その他に、燕1000人みこしにはもう2つの歌があります。
みこし渡御のクライマックスで威勢よく担ぎ手みんなで歌う 【燕千人みこし甚句】
甚句は全国的に渡御の見せ場の一つであり、最後に神輿は上下 に大きく揉まれる。
その際に、五七の組み合わせのリズムに合 わせて時代や地域に応じた歌詞が唄われる。
燕1000人みこしでは燕地区の四季の祭りを歌詞にあしらった甚 句を一貫して歌っています。
もうひとつは、【燕千人みこしの唄】です。
令和元年の燕1000人みこし30周年を記念して燕三条JCの先輩で ある矢代秀晴(やしろ・ひではる)先輩が
作詞作曲しました。
担ぎ手の士気を高める勇壮(ゆうそう)な歌詞・メロディであ り、30周年以降も行事開始・みこし発進前の都度、参加者全員 で声と気持ちを合わせて歌い繋いでいます。
掛け声は、一基(いっき)の神輿内で担ぎ手全域に対してリズムや呼吸を合わせて
渡御(とぎょ=神輿の運行)するためのも のです。
「ソイヤ!ソイヤ!」は複数人で重たい物を運ぶ時の「よい しょ!よいしょ!」と同じ意義となります。
一説では「素 (そ)・意(い)・成(や)」の漢字が当てられ、「素直な心 を持って成りとする。」という
言い伝えがあります。
なお全国 各地で「わっしょい!わっしょい!」や「どっこい!どっこ い!」など掛け声が異なる中で
「ソイヤ!ソイヤ!」は江戸前流。
これは、燕1000人みこし立ち上げメンバーで燕JCの卒業生の方 が浅草エリア出身だったことに由来しています。
鎚起みこしの製造過程と唄と掛け声の【燕1000人みこし】の動画もご覧ください。
いかがでしたか?!
「まちを担ごう、地域を担ごう」
来年は多く市民の方と共に、担ぎましょう。
〇運営団体
燕市 産業振興部 観光振興課 観光企画係
燕1000人みこし実行委員会
〇燕三条青年会議所のアンケートにご協力お願い致します。
■つばさん市民の声アンケート
https://tsubamesanjo-jc.or.jp/tsubasan_questionnaire/
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受付期間:2021年 5月1日(土)~9月30日(木)