理事長から皆様へ

理事長 長谷川 直哉

ごあいさつ

〜果そう我々の使命を!〜

第13代 理事長

長谷川 直哉

10月理事長メッセージ 〜果そうわれわれの使命を!〜

平成21年10月

2009年度(社)燕三条青年会議所理事長

長谷川 直哉

 

 いよいよ10月10日、「燕三条まつり」が開催されます。先ずは開催にあたり、企業の皆様、地元・周辺地域の皆様、全ての市民の皆様より、ご理解、ご協力、そして過分なるご協賛を頂きましたことに、改めましてここに感謝申し上げます。これは2009年度、(社)燕三条青年会議所の活動の集大成というべき事業です。私たちは世界に誇れるこの燕三条の地を、将来を見据え、私たちの手で魅力溢れる地域として内外に発信し続けることが使命と考えて活動して参りました。

 今年2月に「地域ブランドによるまちづくり」地域を考える研究会と称して、燕三条に関する講演会を開催させて頂きました。この地域にある11もの各青年団体の方々よりお越し頂き、一緒に地域ブランドについて勉強を行いましたが、それぞれの団体の方々からも異口同音にこの地域を想い、発展することを願っていること、所属する組織は違えど、同じく熱き志を持って活動されていることを改めて認識させていただきました。講演会では地域の社会文化全体を包含するブランドづくりが必要であり、歴史、風土、環境、食、伝統技術などを組み合わせた、活動が重要なことを勉強させて頂きました。そして言うまでもなく、燕三条地域はその可能性を多いに秘めた魅力的な地域であることが共通の強い認識としてもたれました。熱冷めやまぬ4月、今度はそれらの同士たちと、改めて組織の枠組みを超えた、横のつながりをもったネットワークを築きたく、ご案内申し上げましたところ、更に絆の深いネットワークが築けることが確信に変わり、この青年11団体とともに「燕三条発信プロジェクトチーム」を発足、「燕三条まつり」の企画、運営していくことに相なりました。

 実態としての生活圏では圧倒的に「燕三条」という認識が強く、また県内外・首都圏の方々も総じて「燕三条」という認識をもたれていることは、皆様ご承知の事実ですが、別々の行政のために、このような文化的な事業が1つの行政ではなかなか実現せず、こういったものこそ、我々民間団体が旗を振ることに大きな意義を感じております。そしてなにより、ご来場された皆様に楽しんでいただくこと、地域の皆様がこの地域の魅力を再発見し、郷土愛を持って生活していただくこと、そして更には対外的にこの地域のPRに一役買われましたら、本望に思います。

 100年に一度の不況下で、混沌としたこの状況だからこそ、真に存在が問われる地方において、このような住民から自分たちのまちを発信できることに、改めて意義を感じ、皆様方のご支援に衷心より感謝申し上げます。

家庭のリーダーとして、企業のリーダーとして、地域のリーダーとして我々の持ち得るパワーを存分に発揮しようではありませんか。「人を作り、地域(まち)を造り、未来(あす)を創る」パワフルな燕三条に向かって。

 

平成21年10月

2009年度(社)燕三条青年会議所理事長

長谷川 直哉

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